「りんごは果物だからとってもヘルシー♪」
「りんごならシェイプアップ中でもたくさん食べて大丈夫!」
それって本当でしょうか?
しっかりとした甘みがある分、糖質が高いことも考えられますよね。
そこでスリミーでは、りんごのカロリーと糖質について、また他の果物との比較やシェイプアップ中に食べるメリットについてお伝えしていきます。
「シェイプアップ中にも甘いものが食べたい…」という方は、必見です!
目次
りんごのカロリーと糖質

さっそく、りんごのカロリーと糖質について見ていきましょう。
1/4個(可食部55g)あたりの、皮むきりんご、皮付きりんごそれぞれのカロリーと糖質を示しました。
りんご | カロリー | 糖質 |
1/4個皮むき | 31kcal | 7.9g |
1/4個皮付き | 34kcal | 7.9g |
皮むきりんごと皮付きりんごを比較すると皮付きの方が、カロリーが高いですね。
ただし、若干の差であり、糖質に関しては同じ値であるため、カロリー・糖質の面では皮付きと皮むき、どちらを食べてもよいでしょう。
りんごのカロリーと糖質をほかの果物と比較

続いて、りんごとほかの果物のカロリーと糖質を比較していきましょう。
どれも100gあたりのカロリーと糖質について示し、カロリーが高い順に並べてみました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
バナナ | 86kcal | 21.4g |
マンゴー | 64kcal | 15.6g |
柿 | 60kcal | 14.3g |
さくらんぼ | 60kcal | 14.0g |
ぶどう | 59kcal | 15.2g |
りんご | 57kcal | 14.1g |
キウイ | 53kcal | 11.0g |
パイナップル | 51 kcal | 11.9g |
ブルーベリー | 49 kcal | 9.6g |
オレンジ | 46kcal | 10.8g |
みかん | 45kcal | 11.2g |
なし | 43kcal | 10.4g |
メロン | 42kcal | 9.8g |
もも | 40kcal | 8.9g |
グレープフルーツ | 38kcal | 9.0g |
すいか | 37kcal | 9.2g |
いちご | 34kcal | 7.6g |
17種類の果物のカロリーと糖質を記載しましたが、りんごはカロリーについては6番目、糖質については4番目に値が高くなっています。
そのため、カロリーと糖質の面から考えると、果物の中ではシェイプアップ向きではないと考えられますね。
水分量が多いグレープフルーツやすいか、いちごといった果物が非常に低カロリー低糖質です。
りんごのカロリーを消費するのに必要な運動量
りんごを1/4個(31kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 14分 |
ウォーキング | 16分 |
ジョギング | 6分 |
自転車 | 4分 |
水泳 | 4分 |
ショッピング | 17分 |
ウォーキング | 19分 |
ジョギング | 8分 |
自転車 | 5分 |
水泳 | 5分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります。
シェイプアップ中にりんごを食べても大丈夫?太らない?

りんごをシェイプアップ中に食べてもよいのかというと、答えはYESです!
すでにお伝えした通り、りんごは数多くの果物の中では比較的にカロリーや糖質が高いです。
しかし、それを上回るほどのシェイプアップへのメリットがあります。
具体的には、以下の3つのメリットが挙げられます。
- ポリフェノールが代謝をアップ
- ペクチンがお通じの不調を予防する
- カリウムがむくみ解消に役立つ
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
りんごのメリット①ポリフェノールが代謝をアップ
りんごに含まれるポリフェノールには、強い抗酸化作用があります。
抗酸化作用は、美肌づくりによい働きだということがよく知られていますが、実はシェイプアップにもメリットがあるのです。
抗酸化作用によって、体をサビさせる「活性酸素」が除去されることで、体のめぐりがよくなって代謝がアップ!
りんごに存在するポリフェノールの抗酸化力は、お茶に含まれる「カテキン類」よりも強く、代謝アップに高いメリットが期待できますね。
りんごのメリット②ペクチンがお通じの不調を予防する

りんごには、ペクチンという食物繊維が含まれています。
ペクチンは、腸内のビフィズス菌などの善玉菌のエサとなって善玉菌を増やすとともに、悪玉菌を撃退!
腸を掃除して有害物質の排出を促す働きもあり、お通じの不調予防にいいのです。
お通じの不調になりにくくなれば、老廃物がしっかりと排泄されることに加え、腸の動きがよくなって体内から血流が促進され、痩せやすい体をつくることができます。
お通じの不調になりやすいという方には特に、おすすめしたいですね。
りんごのメリット③カリウムがむくみ解消に役立つ
さらに、りんごにはカリウムというミネラルもしっかり含まれています。
カリウムには、塩分の排泄を促す働きがあり、これがむくみ解消に役立つのです。
むくみは、体内の塩分が過剰になって体が水分を溜め込みやすくなるために起こります。
そのため、体の塩分量が多い状態だと、水を飲んだだけで太ってしまうことが考えられるのです。
食事での塩分摂取が多い方は特に、りんごでカリウムを摂取するのがよいでしょう。
リンゴを食べても太らない6つの方法
太らない方法①一食をりんごに置き換える

りんごをシェイプアップに活用するなら、置き換える方法がおすすめ!
3食のうちの一食をりんご1個に置き換えましょう。
りんご1個あたりのカロリーは124kcalであるため、1食をりんごのみとすることで大幅に摂取カロリーが抑えられますね!
ただし、りんごのみとすることで摂取できる栄養素がかなり偏ってしまうため、置き換えをした食事以外の2食では、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
最も取り組みやすいのは朝食を置き換える方法ですが、シェイプアップのスピードを加速させたい場合には夕食を置き換える方法がおすすめです。
夜にとった食事は身に付きやすいため、効率よくスリムになるためには夕食のカロリーを抑える必要があります。
太らない方法②間食に食べる

軽井沢ファンドリーのアップルパオイ
「1食をりんごに置き換える方法は、少しハードルが高い…」と感じる場合、間食にりんごを食べるようにしましょう。
シェイプアップ中は余分なカロリー・糖質摂取を抑えるためにも、極力間食をしない方がよいのでは?と考えることも多いかと思います。
ただ、どうしても空腹感が我慢できないときや夜ご飯が遅くなってしまいそうなときには、食事で食べ過ぎることを防ぐために少量、シェイプアップ向きな食品を食べるのがよいのです!
少量で満腹感が得られるように、よく噛んで食べるようにしましょうね。
太らない方法③皮はむかないで
りんごは皮つきのままで食べるのがおすすめです。
その理由は、皮に含まれる栄養分の量にあります。
代謝アップに役立つ「ポリフェノール」やお通じの不調予防に役立つ「ペクチン」は、実よりも皮に多く含まれているのです。
そのため、シェイプアップ中にりんご食べる際には、皮付きのまま丸ごと食べるようにしましょう。
ただし、皮には農薬が残っている危険性があるため、無農薬のものを選んだり、野菜専用の洗剤を使用して洗ったりするのがよいですね。
太らない方法④赤りんごより青りんごを選ぶ
赤りんごと青りんごでは、カロリーや糖質の値に違いはありませんが、含まれる栄養成分に多少の違いがあります。
りんごには、代謝アップに役立つポリフェノールが含まれていることは、すでにお伝えしましたね。
実は、赤りんごよりも青りんごの方が、ポリフェノールが豊富なのです。
そのため、赤りんごと青りんご、どちらを食べるか迷った場合には、青りんごを選ぶようにしましょう。
太らない方法⑤焼いて食べるのもおすすめ

アップルパイ
りんごは生の状態で食べる方が多いと思いますが、焼いて食べるのもおすすめ!
りんごを焼くことで、甘みや風味が凝縮され、満足感や満腹感が得られやすくなります。
さらに、お通じの不調予防に役立つ「ペクチン」は、加熱すると分子が小さくなります。
すると、活性が高まりまってお通じの不調に効きやすくなることが期待できるのです。
生の状態でりんごを食べることに飽きてきた場合は、焼きりんごを活用してみましょう。
太らない方法⑥プチ断食に活用してもOK
りんごはプチ断食中の栄養摂取として用いるのもよいでしょう。
お通じの不調予防に役立つペクチンが含まれているりんごはデトックスによいため、体内浄化を行うプチ断食に活用できるのです。
3日間で行い、断食中はりんごをいくつ食べてもOK!
常温水や白湯で十分に水分を補給することも忘れないでくださいね。
りんごでプチ断食する場合の注意点としては、取り組む期間は3日間までとすること。
これ以上長く続けると、栄養不足が著しくなって体調不良を起こしたり、痩せにくくリバウンドしやすい体となったりすることが考えられます。
また、プチ断食後は消化によいものを少しずつ食べて、徐々に通常食に戻していくようにしましょう。
【りんごのカロリー】りんごは太る!?カロリーと糖質をバナナやオレンジと比較のまとめ
今回は、りんごのカロリーと糖質について、また他の果物との比較やシェイプアップ中に食べるメリットについてお伝えしてきました。
りんごは、ほかの果物と比べるとカロリーや糖質が低いとは言えません。
しかし、代謝アップをさせるポリフェノールやお通じの不調を予防するペクチン、むくみ解消に役立つカリウム等のシェイプアップへのメリットが大きい栄養成分がしっかりと含まれているため、シェイプアップ中に活用できる食材であると言えます。
「シェイプアップ中にも甘いものが食べたい!」という方はぜひ、りんごを取り入れてみてくださいね。
コメントを残す