豆腐を揚げて作られる厚揚げは、ボリューミーで食べ応えたっぷり!
シンプルに焼いて食べても美味しいですし、お鍋の中に入れることも多いですよね。
脂質を多く含むため、痩せたい方はあまり食べない方がよいと思われがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。
そこで今回は、厚揚げのカロリーと糖質について、また焼き豆腐や木綿豆腐とのカロリー・糖質比較や厚揚げを食べることで得られるメリットをご紹介していきます。
また、厚揚げを食べて太らない方法についてもチェックしていきましょう!
目次
厚揚げのカロリーと糖質

さっそく、厚揚げのカロリーと糖質について見ていきましょう。
1枚あたりと一口サイズあたりの、厚揚げのカロリーと糖質について以下に示しました。
厚揚げ | カロリー | 糖質 |
1枚(6cm×8.5cm:128g) | 192kcal | 0.6g |
一口サイズ(2cm角:20g) | 30kcal | 0.1g |
1枚丸ごと食べてしまうと200kcal近いカロリー摂取となりますが、1口食べるだけなら30kcalほどの摂取であるため、全然問題ないと言えますね。
また、糖質に関しては、1枚食べても0.6gとかなり抑えられています。
ただ、これだけ見ていてもどれくらい高いのかあまりわからないため、他の食材と比較していきましょう。
厚揚げのカロリーと糖質を焼き豆腐や木綿豆腐と比較
続いて、厚揚げのカロリー糖質と油揚げや焼き豆腐、木綿豆腐のカロリー糖質を比較していきましょう。
すべて100gあたりのカロリーと糖質について記載し、カロリーが高い順に並べてみました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
油揚げ | 410kcal | 0.0g |
厚揚げ | 150kcal | 0.5g |
焼き豆腐 | 88kcal | 0.5g |
木綿豆腐 | 72kcal | 1.2g |
ソフト豆腐 | 59kcal | 1.6g |
充填豆腐 | 59kcal | 2.2g |
絹ごし豆腐 | 56kcal | 1.7g |
厚揚げは油揚げの次にカロリーが高くなっており、カロリー摂取を抑えるなら厚揚げではなくソフト豆腐や絹ごし豆腐を選ぶべきだということが分かりますね。
しかし、糖質に関しては木綿豆腐やソフト豆腐、絹ごし豆腐に比べて1/2以下に抑えられているため、カロリーカットしたい方にはおすすめです。
厚揚げのカロリーを消費するのに必要な運動量
厚揚げを1/2枚(64g)食べて81kcal摂取した場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
男性と女性、それぞれにおいて必要な運動量を記載しました。
ショッピング | 36分 |
ウォーキング | 41分 |
ジョギング | 16分 |
自転車 | 11分 |
水泳 | 10分 |
ショッピング | 45分 |
ウォーキング | 50分 |
ジョギング | 22分 |
自転車 | 14分 |
水泳 | 13分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります。
運動をすることは、カロリーを消費するだけでなく筋肉量がアップして基礎代謝を上げることにもつながります。
代謝が上がるということは、痩せやすい体になれるということ。
より短い期間で痩せたい方はぜひ、食事習慣を改善することだけでなく、運動習慣を身に付けることも意識しましょう。
厚揚げを食べても大丈夫?太らない?厚揚げのメリット

厚揚げを食べても太らないかというと、答えはNOです!
厚揚げは、油で揚げて作れるためにカロリーが高くなっており、食べ過ぎには十分注意する必要があるんです。
ただし、そんな厚揚げにも以下のような体によいメリットがあります。
- タンパク質摂取で筋肉量の維持ができる
- 得られる満足感が大きい
- ミネラルが豊富
- 薄味で食べられる
厚揚げのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
厚揚げのメリット①タンパク質摂取で筋肉量の維持ができる
痩せたいがために食事制限をしていると、食事全体の量が減るために、タンパク質の摂取が不足になりがち。
タンパク質は筋肉の材料となる成分であるため、タンパク質不足になると筋肉量が落ちて、代謝が下がってしまうのです。
厚揚げの原料は、タンパク質である豆腐。
そのため、厚揚げを食べることで筋肉量低下を防ぎ、痩せにくくなることを防ぐことができます。
ちなみに厚揚げは、木綿豆腐に比べると約2倍ものタンパク質が含まれているため、木綿豆腐を食べるよりも効率よくタンパク質を摂取することができるんです。
厚揚げのメリット②得られる満足感が大きい
厚揚げは脂質をしっかりと含むため、お腹に溜まりやすく、食べたことで得られる満足感が大きいというメリットがあります。
しっかりと満足感が得られれば、余計に食べてカロリー摂取を増やしてしまうことを防ぐことが可能です。
シェイプアップを意識しているときには我慢を多くしてしまいがちですが、きちんと満足できるよう工夫を凝らして、空腹などによるストレスを感じないようにすることも重要なんです。
厚揚げのメリット③ミネラルが豊富
厚揚げは、カルシウムや鉄などのミネラルが豊富!
木綿豆腐に比べると、カルシウムは約2倍、鉄分は約3倍もの量が含まれています。
ミネラルは、食事から摂取した糖質や脂質をスムーズに代謝するのに必要不可欠な栄養素。
体内のミネラルが不足してしまうと、糖質や脂質がエネルギー変換されず、体に脂肪として蓄積されやすくなってしまうのです。
厚揚げを食べてミネラル摂取をしておけば、糖質や脂質をきちんとエネルギー消費することができて、太ることを防ぐことができます。
厚揚げのメリット④薄味で食べられる
厚揚げは油の風味によって比較的、薄い味付けでも食べやすい食材です。
いくら低カロリー低糖質である食材でも、砂糖や味噌、ケチャップなどの糖質が多い調味料をたっぷりと使用して味付けをしてしまっては、カロリーや糖質の摂取が多くなり、意味がありません。
また、醤油をドバドバとかけて食べたり、たっぷりの塩で下味したものを食べたりしていては、体がむくみやすくなって、太って見えてしまいます。
薄味でも食べやすい油揚げは、余分なカロリー糖質摂取や、むくみを予防するといった意味でも活用しやすい食材です。
太りたくない!厚揚げを食べても太らない2つの方法
厚揚げを食べる際には、太らない工夫をして食べることで、太る心配なく厚揚げを食べることができるんです。
太りたくない人のために、厚揚げを食べても太らない方法を2つご紹介していきます。
- 油抜きをする
- 夕食の主食を厚揚げに置き換える
それぞれの方法ついて、詳しく見ていきましょう。
太らない方法①油抜きをする
厚揚げは、油抜きをして食べることで、カロリー摂取がグッと減ることが期待できます。
油抜きの方法は非常に簡単。
湯を沸かし、ザルの上に置いた厚揚げの両面に熱湯をかけ、しっかりと水気を切るだけ。
たったこれだけで、油分が落ちてカロリーカットができるんです。
また油抜きをすることで、味が落ちることを防ぐことができたり、調味料が染み込みやすくなったりするといった、カロリーカット以外のメリットもあります。
厚揚げを食べる際には、油抜きの一手間を加えるのがおすすめですよ!
太らない方法②夕食の主食を厚揚げに置き換える
厚揚げは、夕食の主食として食べるのがおすすめです。
ご飯や麺類といった炭水化物食品は、カロリーや糖質が高いために、厚揚げに置き換えることで大幅にカロリー・糖質摂取を減らすことができます。
100gあたりのご飯・中華麺・厚揚げのカロリーと糖質を比べてみましょう。
100gあたり カロリー 糖質
ご飯(コンビニおにぎり1個分) 168kcal 36.8g
ゆで中華麺(約1/2玉) 281kcal 27.9g
厚揚げ(約5/6枚) 150kcal 0.5g
ご飯や麺類を厚揚げに置き換えることで、カロリーは20〜130kcalほど抑えられますし、糖質に関しては30g程度も抑えられることが分かりますね。
また、置き換えする上でポイントとなるのが夕食に行うこと。
夜に食べる食事は、活動によってカロリー消費しづらいために、重点的に摂取カロリーをカットすることで効率よくスリムになることができるのです。
ただ、厚揚げを食べ過ぎてしまっては意味がないため、1日に食べる量は1枚(128g)までとしましょう。
【厚揚げのカロリー】厚揚げは太る!?焼き豆腐や木綿豆腐とカロリー糖質を比較のまとめ
今回は、厚揚げのカロリーと糖質について、焼き豆腐や木綿豆腐との比較や厚揚げを食べることで得られるメリット、太らない食べ方などについてご紹介してきました。
厚揚げは、木綿豆腐や絹ごし豆腐に比べてカロリーがかなり高く、食べ過ぎには十分注意する必要があることがわかりましたね。
ただし、筋肉量維持に欠かせないタンパク質や糖質や脂質の代謝に関わるミネラルなどの体によい栄養素がしっかりと含まれており、食べ過ぎなければ問題ありません。
厚揚げを食べる際にはぜひ、今回ご紹介した太らない方法で実践して、太る心配なく美味しく食べてみてくださいね。
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