日本の年中行事や家庭の夕食でもよく食べられる「太巻き」は大人も子供も大好きな食べ物です。
最近では、節分のメニューとして「恵方巻」がスーパーや百貨店に並び、縁起が良い食べ物としても知られています。
太巻きには多くの野菜を何種類も使うために、出来上がりの断面が色鮮やかで見た目もキレイですよね。
そんな太巻きは、日本から古くからある食べ物ですし、さっぱりした味なのでヘルシーなイメージがあります。
しかし、カロリー抑制中に気になるのは、太巻きに含まれる酢飯の分量や糖質量の高さではないでしょうか?
そこでスリミーでは、太巻きのカロリー、糖質量、太らない食べ方をご紹介します。
目次
太巻きのカロリーと糖質

恵方巻&海鮮太巻き
太巻きのカロリーと糖質量は、作り方や材料によって異なりますが、ここではご飯を150g使った場合の数値をみていきましょう。
カロリー | 糖質量 | |
太巻き | 430〜500kcal | 76〜85g |
海鮮太巻き | 630〜700kcal | 117〜125g |
太巻きに使われる具材が多めに使われていたり、調味料が多めの場合は1本あたり700kcal〜になることもあります。
ごく一般的な太巻きに使われる具材は、厚焼き卵、さくらでんぶ、キュウリ、しいたけ、かんぴょうなどを酢飯で包んで、海苔で巻く作り方です。
このような一般的な太巻き寿司の場合は、1本あたりのカロリーは500kcalとなります。
8等分した場合は、1片あたり65kcalとなり5片食べたとしても320kcalくらいですから、カロリー抑制中の食事として食べても問題ない数値と言えます。
もちろん太巻きを1本食べたら500kcalとカロリーは高くなりますが、1食で1本も食べることはないでしょうから、カロリーはあまり気にする必要はありません。

恵方巻
恵方巻は1人で1本食べると言われていますが、シェイプアップのことを考えると控える方が良さそうです。
では、太巻きの糖質量はどうかというと、1本あたりにご飯が150~200g使われていますので、高めの数値となっています。
太巻きはご飯の中に具材を乗せてからぎゅっと握ってから巻いていくため、見た目よりもたくさんのご飯が入っています。
太巻き1本あたりの糖質量は100g前後と高めですね。
太巻きとその他の巻物のカロリーと糖質を比較
太巻きは具材やご飯の量を考えると、糖質量が高いため、カロリー抑制中には気軽にたくさん食べられないことがわかりました。
では、もっとシンプルな巻物、かっぱ巻きやかんぴょう巻き、鉄火巻と比べるとどうでしょうか?
太巻きとその他の巻物のカロリーと糖質量
カロリー(100gあたり) | カロリー(1片あたり) | 糖質量 | |
太巻き | 145kcal | 60kcal | 135g |
かっぱ巻き | 130kcal | 55kcal | 135g |
かんぴょう巻き | 140kcal | 60kcal | 135g |
鉄火巻き | 155kcal | 70kcal | 150g |
はやり巻物はご飯の量が多いため、ヘルシーなイメージがあるかっぱ巻きでも糖質量は高めであることがわかりました。
カロリー制限をされている方は、太巻きでもかっぱ巻きでも問題ありませんが、糖質を控えている方は巻物は控えたほうが良いでしょう。
太巻きのカロリーを消費するのに必要な運動量
太巻きを一人前(145kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 65分 |
ウォーキング | 73分 |
ジョギング | 29分 |
自転車 | 20分 |
水泳 | 19分 |
ショッピング | 80分 |
ウォーキング | 90分 |
ジョギング | 39分 |
自転車 | 25分 |
水泳 | 23分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
太巻きの酢飯や具材の調味料が太りやすい

太巻きに使われている酢飯にはお酢と砂糖、塩を合わせた調味料(寿司酢)が含まれているため、糖質量が高めとなっています。
太巻きは1本あたり150gのご飯も使われるため、糖質を控えたカロリー抑制生活をしている方は、太りやすくなると言えます。
そして、太巻きに使われている干ぴょうやシイタケといった定番の具材には、砂糖と醤油で煮てあるため、糖質量を引き上げています。
太巻きはパクパク食べやすいので太りやすい

太巻きをまるまる1本食べる機会はあまりないかと思いますが、5片くらいは普通に食べることができますよね。
そのため、パクパク食べてしまうとカロリーオーバー、糖質オーバーしやすいのです。
節分の恵方巻きの丸かぶりは、1本食べきるためカロリー抑制中はNGです。市販の太巻きを購入するなら1本ではなくハーフサイズを選びましょう。
なるべく具材が多くてご飯が少ないものは太りにくいのでオススメ。
太らないためにもヘルシー太巻きを手作りしよう
①ご飯の量を半分にして砂糖を控えよう
市販の太巻きはご飯の量が多く入っているので、糖質オーバーしやすいのですが、家庭で手作りする際に、ご飯の量を半分に抑えて作れば糖質量を控えることができます。
ご飯の量を減らすだけで、カロリーも糖質量も両方抑えられるので安心して食べることができますね。
太巻きの具材は、砂糖やしょうゆで濃い味付けをしますが、自分で作るときには砂糖を控えるようにしてください。
また、太巻きはしょう油を付けなくても味がするように具にはしっかり味付けしてありますので、塩分過多にならないように気をつけましょう。
②太らない具材を入れよう

海鮮巻き
ヘルシーなイメージがある海鮮巻きは、脂が乗っているトロの脂身、イカ、イクラといった高カロリーの魚介類が入っているため見た目よりも高カロリーです。
自宅で海鮮巻きを作る際は、具材に赤身やアボカドを選ぶようにしてカロリーオーバーに気を付けましょう。

海鮮巻き
おススメの低カロリーの具材はまぐろ、イカ、アマえび、きゅうり、レタスです。
また、市販のサラダ巻きは高カロリーのマヨネーズが使われているため、自宅で作る際はカロリーオフのマヨネーズを使うと良いですね。
③タンパク質の具材を入れよう

糖質を控えるシェイプアップをされている方にオススメなのは、太巻きの具材にとんかつや焼き肉といったタンパク質を入れること。
定番の甘めの卵焼きなどは避けて、お肉を入れるとカロリー抑制中に役立つタンパク質を摂取することができて、脂質を含むため満足感も得ることができます。
とんかつや焼き肉は、カロリーを控えている方には入れすぎに気をつけたほうが良いですが、一緒にきゅうりやもやしナムルなどを入れると栄養バランスが良くなりますよ。
また、お肉を具材にする際には、砂糖の味付けを控えればさらにスリム向きになるので試してみてください。
太巻きのカロリーと糖質のまとめ

今回は、カロリー抑制中に気になる太巻きのカロリー、糖質量、太らない食べ方をご紹介しました。
カロリー抑制中ても太巻きを食べたくなったり、節分で食べる機会は多いですよね。
太巻きはご飯の量と具材に砂糖を使って煮るために糖質量が多いというデメリットがあります。
スーパーや百貨店でも太巻きは店頭に並んでいますが、どれもご飯が多めに入っているため糖質が高めなのは避けられません。
カロリー抑制中に太巻きを食べるなら、酢飯の量を減らしたり、具材を低糖質なものや低カロリーのものを選んで作ると良いですね。
市販の太巻きを購入される場合は、ハーフサイズを選んだり、サラダ巻きならマヨネーズやご飯の量が少ないものを選ぶようにしましょう。
カロリー抑制中でも、自宅で工夫して作って太らない食べ方をすれば、家族揃って楽しむことができますよ。
ぜひ、太巻きは手作りをしてカロリーと糖質量を抑えて、ヘルシーなシェイプアップ生活を送りましょう。
コメントを残す