焼肉の定番メニューであるハラミ。
焼肉屋へ行くと、必ず注文するという方も多いのでは?
しっかりとサシが入っており、脂っこいイメージがありますが、カロリーや糖質はどれくらい含まれており、食べることで太る心配はあるのでしょうか。
そこで今回は、ハラミのカロリーと糖質について、また他の肉の部位とのカロリー糖質比較や、食べることで得られるメリット、ハラミを食べて太らない方法についてもご紹介していきます。
「太る心配なくハラミを食べたい!」という方は必見です。
目次
ハラミのカロリーと糖質

ハラミは、「牛の横隔膜」の部分であり、内臓肉です。
ほとんどが赤身となっていますが、サシが入っているために肉質が柔らかいという特徴があります。
そんなハラミのカロリーと糖質はどれくらいなのでしょうか。
100gあたりと1人前(80g)あたり、それぞれのカロリーと糖質について以下に記載しました。
ハラミ | カロリー | 糖質 |
100gあたり | 344kcal | 0.3g |
1人前(80g)あたり | 267kcal | 0.2g |
ハラミは糖質がかなり低いですが、カロリーが非常に高くなっていますね。
カロリー摂取を抑えたい方は、ハラミを食べないほうがよさそうです。
ただ、この数値だけでは肉の中ではどれくらい高いのかわからないため、他の部位とも比較してみましょう。
ハラミのカロリーと糖質を他の部位と比較

続いて、ハラミと他の部位のカロリーと糖質について、比較していきます。
ハラミを含めた15種類の、焼肉メニューに存在する肉の部位のカロリーと糖質について記載し、カロリーが低い順に並べてみました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
センマイ | 62kcal | 0.0g |
コブクロ | 106kcal | 0.0g |
テッポウ | 115kcal | 0.0g |
マメ | 131kcal | 0.2g |
レバー | 132kcal | 3.7g |
ハツ | 142kcal | 0.1g |
シマチョウ | 162kcal | 0.0g |
ミノ | 182kcal | 0.0g |
ハチノス | 200kcal | 0.0g |
ホルモン | 287kcal | 0.0g |
肩ロース | 316kcal | 0.2g |
ギアラ | 329kcal | 0.0g |
ハラミ | 344kcal | 0.3g |
タン | 356kcal | 0.2g |
カルビ | 517kcal | 0.1g |
15種類の肉の部位の中で、ハラミは3番目にカロリーが高く、太りたくない方にはおすすめできない部位です。
糖質に関しても、比較的高い方と言えるでしょう。
ただし、焼肉の定番である「タン」や「カルビ」といった部位よりは低カロリーとなっていますね。
タンやカルビよりも脂身が多いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが実は、ハラミは脂身が特別多いと言うわけではなく、ヘルシーな部位だと言われることもあります。
よって、タンやカルビといった部位を選ぶよりは、ハラミを選んだ方がよいでしょう。
ハラミのカロリーを消費するのに必要な運動量
ハラミを1人前(267kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
男性と女性、それぞれにおいて必要な運動量を記載しました。
ショッピング | 120分 |
ウォーキング | 134分 |
ジョギング | 53分 |
自転車 | 37分 |
水泳 | 34分 |
ショッピング | 147分 |
ウォーキング | 166分 |
ジョギング | 72分 |
自転車 | 46分 |
水泳 | 42分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります。
ハラミを食べても大丈夫?太らない?ハラミのメリット

ハラミを食べても太らないかというと、答えはNOです!
「ハラミのカロリーと糖質を他の部位と比較」の項目でご紹介した通り、ハラミは他の肉の部位と比べてもカロリー・糖質ともに比較的高い方であり、痩せたい方が選ぶべき部位とは言えません。
しかし、ハラミには痩せたい方が食べるメリットもあるのです。
具体的には、以下の2点が挙げられます。
- タンパク質が摂れる
- 少量で満足できる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
ハラミのメリット①タンパク質が摂れる
牛肉であるハラミを食べることで、タンパク質を摂取することができます。
実は、痩せやすい体をつくるためには十分な量のタンパク質摂取が必要不可欠なのです。
タンパク質摂取が不足することでカロリー消費が大きい筋肉が落ち、基礎代謝が低下してしまうことが考えられます。
減量やスタイルアップに励んでいる方ほど、しっかりとタンパク質を摂取することを意識しましょう。
ハラミのメリット②少量で満足できる
ハラミは脂分が含まれているためにお腹にたまりやすく、満足感が得られやすいです。
しっかりと満足感が得られる内容の食事とすることで、間食や食べ過ぎを防ぐことができ、総合的にカロリーや糖質摂取を抑えられることが考えられます。
少量で満足感を得る目的で食事に取り入れることで、減量やスタイルアップに励んでいる最中でも問題なく食べることが可能です。
もちろん、食べ過ぎとならないようにすることを意識して、きちんとカロリー・糖質のコントロールをしていく必要があります。
太りたくない!ハラミを食べても太らない5つの方法

ハラミを食べて太らないためには、どのような対策をすればよいのでしょうか。
太りたくない人のために、ハラミを食べても太らない方法として以下の5つをご紹介します。
- 一緒に炭水化物を食べない
- 最初にサラダを食べる
- キムチを一緒に食べる
- スープも組み合わせる
- お酒に注意
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
太らない方法①一緒に炭水化物を食べない
ハラミを食べるときは、一緒にご飯を食べたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、太る心配なく食べるためにはご飯を食べないようにするべきです。
炭水化物には糖質が多く含まれているため、白いご飯はもちろん、シメとしてビビンバや冷麺を食べることも控えましょう。
ご飯とともに食べる代わりに、サンチュなどに巻いて食べるのがおすすめ!
カロリー・糖質摂取が抑えられるだけでなく、ビタミンやミネラルなどの消化吸収に必要不可欠な栄養素が摂取でき、効率よく食べたものをエネルギー消費しやすくなります。
太らない方法②最初にサラダを食べる
ハラミを食べる前には、必ずサラダを食べるようにしましょう。
野菜には食物繊維が含まれており、最初に食物繊維を摂取しておくことで血糖値の上昇が抑えられ、脂肪蓄積が促進されるのを防ぐことができるのです。
また、最初にサラダを食べておけばハラミを食べる前にある程度お腹が満たされて、高カロリーなハラミを食べ過ぎてしまうことを防ぐことができます。
空腹でたくさん食べてしまいそうな際には特に、たっぷりとサラダを食べてからハラミを食べましょう。
太らない方法③キムチを一緒に食べる

ハラミを食べて太らないためには、キムチを組み合わせるのがおすすめです!
キムチには唐辛子が使用されているため、脂肪分解や発汗を促す「カプサイシン」が摂取できます。
さらに、キムチは発酵食品であるために乳酸菌が含まれており、乳酸菌を摂取することで代謝が高められて脂肪燃焼しやすくなることが考えられます。
よって、キムチは痩せやすい体づくりには最適な食品であり、減量やスタイルアップを意識している方が焼肉を食べる際にはぜひ、注文するべきです。
太らない方法④スープも組み合わせる
ハラミを食べる際には、スープも組み合わせるのがおすすめです。
温かいスープを飲んで体温を上げることで、代謝がアップしてカロリー消費しやすくなります。
スープの中でも、特におすすめなのがわかめスープ!
低カロリーですし、わかめには水溶性食物繊維がたっぷりでお通じをよくしてくれる働きが期待できます。
スープもサラダと同様に、食物繊維が摂取できるために食事の最初に食べるのがよいですね!
太らない方法⑤お酒に注意
ハラミを食べる際には、一緒にお酒を飲むという方も多いのでは?
しかし、太らないためには極力、お酒の摂取は控えるようにするべきです。
一緒にお酒を飲むことで、お酒に含まれるカロリーや糖質が上乗せされるだけでなく、食欲が増進されて食べ過ぎになりかねません。
どうしても飲みたい場合には、お酒の種類を工夫しましょう。
焼酎やウイスキーといった蒸留酒は、糖質を含んでおらずカロリーも低くなっているためダイエット向きです。
また、チューハイやビールを飲む場合には、糖質が含まれていないものをチョイスしてください。
【ハラミのカロリー】ハラミは太る!?カルビやホルモンとカロリー糖質を比較のまとめ
今回は、ハラミのカロリーと糖質について、また他の肉の部位とのカロリー糖質比較や、食べることで得られるメリット、ハラミを食べて太らない方法についてもご紹介してきました。
ハラミはカロリーが高いため、太りたくない方はチョイスしないようにするのが賢明です。
減量やスタイルアップに励んでいる最中にどうしてもハラミが食べたい場合は、今回ご紹介した内容を参考に、食べ方を工夫して太る心配なく食べてみてくださいね。
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