ホタテといえば、お刺身やお寿司のネタ、バター焼きにしたり、パスタに入れたり、様々な使い方ができる貝類です。
ホタテは他の貝類よりも甘みがあるので、小さなお子様や女性にも人気があります。
そんなホタテですが、カロリー抑制中は、ホタテは甘みがあるので糖質量が高いのかどうか気になるところです。
そこでスリミーでは、ホタテのカロリー・糖質量についてご紹介します。
目次
ホタテのカロリーと糖質

ホタテはサイズによってカロリー・糖質量は異なりますが、一般的なサイズのカロリー・糖質量をみていきましょう。
生ホタテのカロリーは100gあたり72kcal程度、糖質量は約1.5gしかありませんので、他の魚類より低カロリー・低糖質です。
100g | カロリー | 糖質量 |
ホタテ(生) | 72kcal | 1.5g |
水煮 | 100kcal | 1.9g |
貝柱生 | 88kcal | 3.5g |
貝柱煮干し | 322kcal | 7.6g |
貝柱水煮缶詰 | 94kcal | 1.5g |
魚介類平均 | 116kcal | 1.5g |
全食品平均 | 212kcal | 18.5g |
標準的なホタテ1個の重さは50gですので、1個分のカロリーは36kcalとなります。
貝柱1個分の重さは約25g程なので、1個分のカロリーは22kcal、糖質量は0.75g程度です。
ホタテは食べすぎなければ、カロリーオーバー・糖質オーバーになることはないでしょう。
ホタテの糖質は、他の魚類に100gあたり0.1gや0.2gといったものがあるため、高糖質に感じるかもしれませんが、食べ物全体でみれば低糖質になります。
カロリー抑制中にホタテの刺し身を食べても、糖質やカロリーを気にしなくても大丈夫です。
気をつけたいのは、ホタテをお酒のおつまみにしたときに、お酒を飲みすぎてしまわないようにしましょう。
また、ホタテを天ぷらやバター焼きに調理する際にカロリーが2倍以上アップしてしまいます。
生のホタテよりも干し貝柱なは乾燥しているため、100gあたり322kcalと高カロリーなので、食べる量には気をつけましょう。
ホタテと他の貝類・魚介類のカロリーと糖質を比較

ホタテは食べ物全体の中では、低カロリー・低糖質だとわかりましたが、他の魚介類と比べるとどうでしょうか?早速見比べてみましょう。
貝類(100g) | カロリー | 糖質量 |
ホタテ | 72kcal | 1.5g |
牡蠣 | 60kcal | 4.7g |
アサリ | 30kcal | 0,4g |
海苔 | 173kcal | 7.5g |
マグロ | 108kcal | 0.2g |
鮭 | 133kcal | 0.1g |
ホタテは、他の魚介類と比べても、低カロリーでありますが、糖質は若干高めになっています。
牡蠣の糖質量は100gあたり4.7gもあり、他にもしじみも100gあたり4.3g、アカガイも100gあたり3.5gという数字になります。
ホタテは、マグロや鮭といった魚と比べると糖質量がありますが、貝類と比べると低糖質であることがわかりました。
そのため、カロリー抑制中に貝類を食べるなら、あさりと牡蠣よりもホタテをオススメします。
ただし、ホタテはバター焼きや天ぷらにするとカロリーオーバーになりやすいので、なるべくお刺身で食べるようにしましょう。
カロリー抑制中にホタテを食べても大丈夫?

ホタテは低カロリー・低糖質の食品ですので、生のままお刺身で食べる分には全く問題はありません。
ホタテは、寿司ネタやパスタに用いられることも多い食材なので、炭水化物と一緒に摂ると一気に糖質量が上がるので控えるようにしましょう。
お寿司屋でも握りより刺し身を選んだり、天ぷらでなく、塩コショウでソテーするなど薄味に調理すれば、糖質量を気にすることなく美味しく頂けます。
また、外食や居酒屋で出されるホタテの照り焼きも調味料に砂糖やみりんが多く用いられているため、高糖質になっています。
お酒のおつまみになる干し貝柱は、糖質量も100gあたり7.6gとそれほど高くはない数字ですが、塩分を多く含むため、お酒を進ませてしまいますので、気をつけましょう。
ビールは1缶で10g以上の糖質があるため、「ホタテは低糖質」と言い訳にしてビールを飲みすぎないようにしてください。
外食の場合は、メニューにカロリー数は記載されていても、糖質量まではっきり載っているところも少ないので、なるべく甘みのある調味料は避けるように習慣づけるようにしましょう。
コレステロール値の改善をしてくれ血糖値を下げてくれる

ほたての刺身
貝類はタウリンが豊富に含まれているのが特徴で、もちろんホタテにも入っています。
タウリンは血液をサラサラにしてコレステロール値の改善し、体内の水分量を調整するのでむくみを予防してくれます。
ホタテに含まれるタウリンには、インスリンの過剰な分泌を抑えて血糖値を下げる作用があるので、カロリー抑制中に嬉しいメリットがあります。
生のホタテは、加熱し過ぎてしまうと栄養成分が水分とともに流れ出てしまうため、カロリー抑制中に役立つタウリンも失われてしまいますので、ホタテをソテーするときは、加熱時間は短くしましょう。
冷凍物のホタテの場合は、自然解凍すると、身が縮まずにホタテ本来のうま味を味わうことができます。
また、貝類はタウリン以外にも、ビタミン・ミネラル・たんぱく質といった栄養素を多く含んでいるため、不足しがちな栄養補給に適しています。
ビタミンとミネラルは、体の機能を正常に保つために必要不可欠なもので、食事から摂取しなくてはならないので、積極的にホタテを取り入れましょう。
太らないためにもレモンを添えて刺し身で食べよう

ホタテを低カロリー・低カロリーで食べるためには、刺し身が一番オススメです。
ホタテの貝柱は、肉厚で淡白、舌ざわりがよく風味があるため、新鮮なものは刺身にして頂くと、ホタテ特有の甘みとうま味を楽しむことができるのです。
寿司のネタにも適していますが、カロリー抑制中はシャリは炭水化物なので控えるようにしました。
また、貝柱を刺身にする場合は、繊維に沿って縦に切ると、プリッとした歯ごたえを楽しむことができますので試してみてください。
ホタテはレモンとの相性が良いので、果汁をかけるとホタテの味が引き締まり、美味しさもアップします。
レモンに含まれているビタミンCは、ホタテの亜鉛の吸収率を高める作用があるため、一緒に摂取すると、カロリー抑制中に役立ちます。
ホタテのお刺身にレモンの薄切りを添えたり、レモン汁をかけて頂くとシェイプアップ向けの一品が出来上がります。
ホタテのクリームパスタを作るなら糖質0g麺を使おう

クラムチャウダーパスタ
ホタテは握り寿司やパスタとの相性が良いので、カロリー抑制中にどうしてもボリュームのあるホタテ料理が食べたくなることがありますよね。
そんな時は、シェイプアップダイエッターのための糖質ゼロ麺を使うと、美味しいホタテクリームパスタが出来上がります。
糖質ゼロ麺は、小麦粉を一切使わずにおからとこんにゃくで作られているため、糖質0g低カロリーのヘルシーな麺です。
糖質ゼロ麺と低糖質のホタテを使い、塩コショウは控えめに、味付けは薄めにすると、食欲を抑えることができて太りにくくなります。

シェイプアップを意識しはじめてから、ホタテや牡蠣、エビなどの魚介類を食べるようになりました。これまでは主菜というと何らかのお肉を使っていましたが、魚介類を使うようにしてから、シェイプアップがスムーズに進んでいます。なかでもホタテは美味しいうえに栄養価たっぷりで積極的に食べています。
(30代・女性)

シェイプアップ中の回転寿司では、脂たっぷりのトロや天ぷらではなく、ホタテなどを選ぶのがいいと聞きました。でもせっかく外食に行ったら、やっぱり自分の好きなものをたらふく食べたいというのが正直なところ。この誘惑に負けているうちは体のお肉を落とすことはできないのでしょうね。
(20代・女性)
糖質ゼロ麺は、茹でる必要もなく水洗いだけで食べることができるので、忙しいときにもササッと低糖質の献立を作れるのでオススメです。
【帆立のカロリー】ホタテは太る!?あさりとカロリー糖質を比較

今回は、カロリー抑制中に気になるホタテのカロリー・糖質量・太らない食べ方をご紹介しました。
ホタテは、カロリー抑制中に食べたくなっても低カロリー・低糖質なので我慢することはありません。
特に、冬場は美味しさが増すので、 カロリー抑制中でもお刺身にして味わえば、糖質を気にすることなく、ホタテの風味を楽しむことができます。
パスタや握り寿司といった炭水化物は控えて、調理するときは油やバターを控えめしてシンプルな味付けにして美味しくいただきましょう。
ホタテはお酒のおつまみになる料理も多いので、ついビールを飲みすぎてしまわなようにコントロールすることもお忘れなく。
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