ちょっとしたおやつやお酒のおつまみにも相性が良い「柿の種」は、ピーナツと一緒に食べるため「柿ピー」とも呼ばれています。
柿の種は、もち米やうるち米を練ったあと醤油などをつけて、食べやすいサイズにカットして作られています。
糖質カット中は、お米から作られたお煎餅はNGだと分かっていますが、柿の種は小さいのでつい食べてしまうことはありませんか?
そこでスリミーでは、カロリー抑制中に気になる柿の種のカロリー、糖質、スリム向きの食べ物なのか、太らない食べ方をご紹介します。
目次
柿の種のカロリーと糖質

柿の種(柿ピー)のカロリーと糖質は、商品によって異なりますが、一般的な100gあたりのカロリーと糖質量は以下の通りです。
柿の種のカロリーと糖質量(100gあたり)
カロリー | 糖質量 | |
柿の種 | 約105kcal | 約50g |
正確な糖質量は、炭水化物から食物繊維を引くことで求められますが、柿の種の詳しい食物繊維量は公開されていません。
柿の種のカロリーは、1袋(45g)あたりでみると165kcal、炭水化物は、22.7gです。
ピーナッツが多めに入った柿の種の場合は、上記の数値よりもカロリーが高くなりますが、糖質量は低くなります。
逆にピーナッツが含まれていない柿の種は、カロリーは低くなりますが、糖質量はアップしますので、糖質カット向けとは言えません。
柿の種はお菓子ですから、カロリー抑制中の間食にお菓子1袋で22.7gの炭水化物を摂るとは、糖質オーバーになりやすいです。
スタンダード糖質カットの目安は1食あたり40g以下なので、お菓子だけでその半分を占めてしまうため、食事面の糖質量を調整しましょう。
カロリー抑制中は、どんなメーカーの柿の種であっても、食べすぎないように意識するようにしてください。
柿の種と炭水化物のカロリーと糖質を比較

柿の種はカロリー抑制中のおやつとして食べるには、高カロリー、高糖質のため、なるべく食べないほうがよいとわかりました。
では、柿の種と炭水化物のご飯とうどんと比べたらどうでしょうか?
柿の種と炭水化物のカロリーと糖質量(100gあたり)
カロリー | 糖質量 | |
柿の種 | 約105kcal | 約50g |
白米 | 約168kcal | 約37g |
うどん | 約105kcal | 約56g |
柿の種をご飯とうどんと比べたら、柿の種はおやつなのに高カロリー、高糖質であることがわかりました。
柿の種は米から作られているため、糖質が高めのご飯やうどんとほとんど変わらないのです。
カロリー抑制中にうどんを100g食べるのと、柿の種を100g食べるのは、同じカロリー、糖質量を摂取することになります。
これで、いかに柿の種は高カロリー、高糖質であることがわかりますね。
糖質カット中に柿の種を無意識にたくさん食べてしまうと、糖質オーバー、カロリーオーバー間違いないですから、食べるのを控えるようにしましょう。
柿の種のカロリーを消費するのに必要な運動量
柿の種を一人前(105kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 45分 |
ウォーキング | 50分 |
ジョギング | 20分 |
自転車 | 14分 |
水泳 | 13分 |
ショッピング | 55分 |
ウォーキング | 62分 |
ジョギング | 27分 |
自転車 | 17分 |
水泳 | 16分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
カロリー抑制中の柿の種のメリット

柿の種をカロリー抑制中に食べても良いのかというと、答えはYESです!
柿の種は、高カロリー、高糖質、そして米から作られているため糖質NG食品だからです。

ただ、そんな柿の種でもカロリー抑制中に良いメリットがありますのでいくつがご紹介していきます。
メリット①腹持ちがいい
柿の種は、もち米から作られているのがデメリットですが、同時に腹持ちが良いというメリットにもなります。
あまり食べすぎるとカロリーオーバー、糖質オーバーになりますが、柿の種を少しつまむ程度ならば、食事の量を抑えたり、食欲を抑える働きもあるのです。
もち米は、血糖値が上昇するため満腹感を持続してくれるので、余計な間食を防いで総カロリー抑える事ができます。
メリット②ビタミンEで代謝アップ

ピーナッツにはビタミンEも豊富に含まれているため、血行を良くして代謝がアップし、脂肪を燃焼に役立ちます。
また、ピーナッツに含まれる食物繊維はお腹の中を整えてくれて整腸作用の働きがあり、カロリー抑制中の慢性的なお通じの悪さを解消してくれるのです。
メリット③コレステロールの上昇を抑える
柿の種に入ってるピーナッツには、オレイン酸やリノール酸が含まれており、血液中のコレステロールの上昇を抑える作用があります。
ピーナツを食べると血液の流れが良くなり、代謝をアップして脂肪を燃焼してくれるようになります。
メリット④代謝がアップする
柿の種にはタンパク質も含まれているので、柿の種を食べた後に筋トレをすると筋力アップに役立ちます。
筋肉の材料であるタンパク質のおかげで、代謝がアップして脂肪が燃焼しやすくなるのです。
シェイプアップは、食事制限だけでなく、筋トレや有酸素運動、そして良質なタンパク質を摂取して筋力をアップしていきましょう。
カロリー抑制中の柿の種のデメリット

デメリット①食べ始めると止まらない
柿の種は一度食べると止められなくなるため、気がついたら食べすぎてしまったというケースが多いです。
気づいたらいつのまにか食べすぎてしまい、シェイプアップもどうでも良くなってしまうのです。
カロリー抑制中にそれを避けるため、手軽食べ切りサイズを選ぶようにすれば、止まらない事態を防ぐことができます。
柿の種をたくさん食べてしまった場合は、カロリーオーバー、糖質オーバーになっているため、食事を調整する必要があります。
また、柿の種はお酒との相性も良いのでお酒を飲みすぎないように注意が必要です。

週末の夜に飲むビールと柿の種は最高。
ですが次の日は決まって体が重くなります。動きたくなくてゴロゴロしているからさらに悪循環でしょうね。
柿の種って美味しくてすぐに一袋食べてしまうけど、どうやら一食分の食事と同じくらいのカロリーがあるらしい。
メタボにならないようにちょっと見直さないとだめですね。
(30代・女性)
デメリット②米が原料なので高糖質

そして、柿の種がスリム向きでない理由は、柿の種の原料は、もち米やうるち米のため、高糖質だからと言えます。
コンビニやスーパーに行けば、柿の種を見ると食べたくなってしまう気持ちはわかります。
柿の種はお腹が空いたから食べるというのではなく、ポリポリ食べることでストレスを解消できるのですよね。
しかし、シェイプアップから見ると、柿の種は決してスリム向きとは言えません。
最近は、柿の種に多くのバリエーションが生まれて、柿の種にチョコレートがコーティングさていたり、わさび味バージョンなども販売されています。
柿の種は米から作られているだけで既にNG食品ですが、チョコがコーティングされたらさらに高糖質になるため避けなければなりません。
高カロリー!?柿の種のカロリーと糖質のまとめ
今回は、カロリー抑制中に気になる柿の種のカロリー、糖質、スリム向きではないこと、そして太らない食べ方をご紹介しました。
柿の種はピーナツともに、高カロリー、高糖質のため、糖質カットNG食品に当たります。
できれば、カロリー抑制中は、柿の種は避けるようにしてください。
どうしても食べたい場合は、太らない食べ方を参考にして、量を食べ過ぎないようにしましょう。
カロリー抑制中の方は、高糖質の柿の種を控えて、ピーナツを多めに食べると、糖質量を抑える事ができます。
カロリー抑制中に食べたいものを我慢し続けると、イライラやストレスが溜まってしまうこで、「柿の種が食べたい!」と思ったら、少量を取り入れて楽しむこともオススメ。
くれぐれもカロリー抑制中であることを忘れずに、食べすぎなければ、糖質カット中でも柿の種を楽しむことができますよ。
えーっ!柿の種はおばあちゃんちによくあるし、ヘルシーなお菓子だと思ってたよ~。