カロリー抑制中にかまぼこはOK?カロリーと糖質・太らない食べ方
かまぼこは、タラや白身魚をすり身にして蒸して作られた練り製品のひとつです。
そのままで醤油とわさびを付けて食べても美味しいですし、中華丼や皿うどん、茶碗蒸しにも欠かせない食材ですよね。
かまぼこは比較的お手頃価格なので、スリム向きの食品であれば嬉しいのですが、糖質カットからみると大丈夫なのでしょうか?
そこでスリミーでは、糖質カット中に気になるかまぼこのカロリーと糖質量、スリム向きなのか、太らない食べ方をご紹介します。
目次
かまぼこのカロリーと糖質

気になるかまぼこのカロリーと糖質量は以下の通りです。
メーカーによって添加物する材料が異なるため、カロリーと糖質量は差がありますが、一般的なかまぼこをみていきましょう。
かまぼこのカロリー・糖質量(100gあたり)
カロリー | 糖質量 | |
かまぼこ | 約95kcal | 約10g |
かまぼこは、タラやサメ、イトヨリなどの白身魚をすりつぶして、でんぷんなどを加えて加熱して作られるため、生の魚に比べ脂質は少なめです。
かまぼこ1本あたり(150g)でみると143kcalとなり、かまぼこ3切れ(40~45g)は38~43kcalになります。
かまぼこのカロリーは魚が原料なので、脂質が少なく低カロリー、そして低糖質のため、シェイプアップに向いています。
魚が苦手な方も、かまぼこを食べれば魚の栄養を摂ることができて、調理も必要ないので便利な食材ですよね。
ただし、メーカーによってはすり身に砂糖やみりん、でんぷんなどの調味料を加えてあるものがあり、上記の数値より高いものがあります。
特に食材のつなぎに使われるでんぷんは100gあたり80gの糖質を含むため、かまぼこの糖質量がぐんと上がってしまうのです。
かまぼこはメーカーによってカロリーと糖質に差があるため、糖質カット中は数値をしっかり確認するようにしてください。
かまぼこと他の練り物のカロリーと糖質を比較
かまぼこは、低カロリー、低糖質であることがわかりましたが、他の練り物と比較するとどうでしょうか?
かまぼこと他の練り物のカロリーと糖質(100gあたり)
カロリ | 糖質量 | |
かまぼこ | 約95kcal | 約10g |
ちくわ | 約120kcal | 約13g |
ちくわぶ | 約170kcal | 約30g |
かまぼこのカロリーは、ちくわやちくわぶと比べてもカロリー、糖質共に低いことがわかりました。
かまぼこの原料である、白身魚には糖質がほとんどないため、かまぼこに加えられた調味料だけがほとんどの糖質量を占めています。
では、かまぼこと魚や他の水産加工品と比べるとどうでしょうか?
かまぼこと水産加工品のカロリーと糖質量の比較(100g)
カロリー | 糖質量 | |
かまぼこ | 約95kcal | 約10g |
はんぺん | 約95kcal | 約11g |
魚肉
ソーセージ |
約160kcal | 約13g |
たら | 約80kcal | 約0.1g |
サワラ | 約180kcal | 約0.1g |
カンパチ | 約130kcal | 約0.1g |
かまぼこは、はんぺんや魚肉ソーセージよりもカロリーと糖質量が低いことがわかりました。
たらやサワラといった生の魚はかまぼこよりも脂質を含むため高カロリーですが、糖質はかなり低くほぼゼロとなっています。
かまぼこや魚肉ソーセージといった練り製品は、甘味料やでんぷんといった添加物が入っているため高糖質になってしまうのです。
ただし、かまぼこは食品全体からみれば低カロリー、低糖質のため、糖質カット中でも食べやすい食品だと言えます。
カロリー抑制中は、むくみの原因となる塩分も気を使って、かまぼこに付けるお醤油やマヨネーズの量を控えるようにしてください。
かまぼこのカロリーを消費するのに必要な運動量
かまぼこを一人前(95kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 43分 |
ウォーキング | 48分 |
ジョギング | 19分 |
自転車 | 13分 |
水泳 | 12分 |
ショッピング | 52分 |
ウォーキング | 59分 |
ジョギング | 26分 |
自転車 | 16分 |
水泳 | 15分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
カロリー抑制中にかまぼこを食べても大丈夫?

カロリー抑制中は、かまぼこを3切れほどの適量を食べれば、太りにくいため問題ありません。
日頃から筋トレや有酸素運動で体を鍛えている方は、かまぼこに100g中12gのたんぱく質が含まれているため、筋力サポートにも役立ちます。
かまぼこには、メーカーによってつなぎのでんぷんが入っており高糖質の商品もあるため、炭水化物の表示を確認するようにしてください。
最近は、糖質カットブームのおかげで、つなぎにでんぷんなどを使わない糖質オフのかまぼこも売り出されています。
厳しい糖質カット(スーパーシェイプアップ)をされている方は糖質オフのかまぼこがオススメです。
気をつけたいのは、かまぼこ自体に味があまりないため、醤油などの調味料をたくさんつけてしまいがちです。
糖質カット中は、糖質とカロリーだけでなくむくみの原因となる塩分も控えるようにしてください。
ちなみにおつまみによく食べられる「チーズかまぼこ」は、100gあたり125kcalと高カロリーなので、チーかまを食べるよりも普通のかまぼこの方がオススメです。
かまぼこはシェイプアップに向いている?
かまぼこは、低カロリー、低糖質、そして高タンパク質ですから、スリム向きの食べ物だと言えます。
かまぼこは白身魚が原料なので高タンパクとなっており、代謝が上がり痩せやすい体質に導いてくれます。
そして、かまぼこには魚のDHAとEPAが豊富に含まれており、中性脂肪を減らしてくれるメリットがあるのです。
魚に含まれるDHAやEPAには、体内の中性脂肪を下げて痩せやすくなるだけでなく、メタボ予防に役立ちます。
また、かまぼこに含まれるキチンキトサンはお腹の中を整えて、体内に溜まった老廃物や不純物を排出して、カロリー抑制中のお通じの悪さを解消してくれる働きがあります。
カロリー抑制中にかまぼこを食べすぎなければ、カロリー抑制中に役立つメリットがたくさんあるので、積極的に取り入れましょう。
揚げたかまぼこはやめよう
かまぼこはメーカーや地域の特産もあり、様々な種類がありますが、シェイプアップに適しているのはどんなものでしょうか?
かまぼこには、揚げたかまぼこやさつま揚げ、ゴボ天もありますが、油で揚げたものは高カロリーのためスリム向きでありません。
おでんに使われるような揚げもの系はなるべく避けて、低カロリーのシンプルな蒸したかまぼこを選ぶと太りにくいのでオススメ。
そして、地方の特産品のかまぼこは味にこだわりがあるため、添加物も工夫されていて美味しさを追求されたものが多いです。
カロリー抑制中にかまぼこを選ぶときは、できるだけ添加物が少なく塩分量も少なめかどうかを確認しましょう。
コレに注意すればかまぼこは太らない
カロリー抑制中にかまぼこを食べても太らないようにするためには、どう工夫すればよいのでしょうか?
①1食の量を3切れまでに控える
カロリー抑制中は、かまぼこを3切れ食べるとカロリーは38kcal、糖質量は3gしかないため、カロリーオーバー、糖質オーバーにならずに美味しく食べることができます。
かまぼこは低カロリー、低糖質ですが食べ過ぎると太りやすくなるので、1食の量を3切れまでに控えるようにしましょう。
②わさびを付けて代謝アップ
わさびにはスルフィニルという成分が含まれているため、血流を良くして代謝が良くなり、1日の消費カロリーが増えるメリットがあります。
カロリー抑制中は、かまぼこをそのままで食べるよりも、少量の醤油とわさびに付けて食べると、代謝を高めることができるのです。
③トマトを添えてむくみ予防
かまぼこ自体にも塩分が含まれており、醤油を付けるとさらに塩分の摂取が増えるため、たくさん食べると体がむくむ原因になります。
かまぼこを食べるときは、塩分により体に溜まった水分を排出してくれるカリウムが豊富に含まれるトマトを一緒に食べるとむくみ予防になります。
カロリー抑制中にかまぼこを食べるときは、トマトを一緒に食べると太りにくくなるのでオススメです。
かまぼこの口コミ

カロリー抑制中に口寂しくなったときは、クッキーやチョコレートではなく、かまぼこをおやつ代わりに少し食べます。
噛み応えがあるので落ち着いて、次の食事まで持たせることができます。
私のルールは、練り物のなかでも揚げてあるちくわやさつま揚げには手を出さないことです。
(30代・女性)

かまぼこを食べたからといって痩せられるわけではないみたい。
要はほかの高カロリーなものを食べるならかまぼこを食べたほうがカロリーを低くできるのでよいという程度です。
それならほかにも低カロリー食材があるし、わざわざ添加物が多くはいっていそうなかまぼこを選ぶことはないかなと思います。
(20代・女性)
高カロリー!?かまぼこのカロリーと糖質のまとめ
今回は、かまぼこのカロリー、糖質量、スリム向きかどうか、太らない食べ方をご紹介しました。
かまぼこは、低カロリー、低糖質に加えて、カロリー抑制中に役立つ高タンパク質な食べ物です。
さらには、かまぼこの魚に含まれるDHAとEPAも摂取できるため、肥満予防に役立つのも嬉しいポイント。
スーパーにいけば、いつでも安く手に入ることができて、色々な料理に加えることができるため積極的に活用しましょう。
魚が苦手な方も食べやすく、肉の代わりに入れてカロリーを抑えることもできるため、シェイプアップにも大活躍してくれます。
カロリー抑制中はかまぼこを食べるときは、調味料の醤油やマヨネーズなど塩分の取り過ぎるとむくみの原因となるので、薄味で食べるようにしましょう。
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