日頃なら甘いものを食べる甘党の方は、カロリー抑制中に「ど〜しても甘いものが食べたい!」と爆発しそうな時がありますよね。
コンビニやスーパーに行けば、手頃に食べられる美味しそうな菓子パンがいっぱい並んでいて、つい買って食べてしまった…という方も多いのでは?
いつもご飯党の方も「菓子パンだけは止められない!」という方も多く、カロリー抑制中の誘惑のタネでもあります。
そこでスリミーでは、カロリー抑制中でもどうしても菓子パンが食べたい方のために、菓子パンのカロリー・糖質、太らない食べ方をご紹介します。
カロリー抑制中で甘党の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
菓子パンのカロリーと糖質

お菓子パンと一口に言っても、コンビニやスーパーに売っている菓子パン、パン屋さんの菓子パンなどその種類は数え切れないほどあります。
一般的に「菓子パン」とは、スーパーやコンビニのパンコーナーにあるあんぱんやメロンパン、クリームパンなどの甘いお菓子のようなパンのことを言います。
ほとんどのお菓子パンは、パンの中に甘い味付けがされていたり、中にチョコやあんこ、クリームなど甘い具材が入ったおやつ向きのパンになります。
お菓子パンの種類は、数え切れないほどあり、その種類によってかなりカロリーに差があるため、お菓子パンのカロリーはコレ!と断言することはできません。
また、同じお菓子パンのメロンパンであも、メーカーによって素材や料理が変わるので、カロリーや糖質量も変わるのです。
菓子パンのカロリーや糖質は、スーパーやコンビニで袋に入っている商品は原材料名とカロリー、栄養が記載されているので、簡単に確認することができます。
パン屋さんの菓子パンの場合は、カロリーを記載しているお店もありますが、ほとんどの場合はそのまま並んでいているので、カロリーと糖質は確認できません。
そのため、以下に市販の菓子パンの種類とカロリー・糖質をまとめました。
菓子パン(1個あたり)のカロリー・糖質
菓子パン名 | カロリー
(kcal) |
糖質量
(g) |
蒸しパン | 142kcal | 25.4g |
ドーナツ | 224kcal | 31.5g |
シナモンロール | 210kcal | 31.9g |
クリームパン | 216kcal | 32g |
豆パン | 216kcal | 36.1g |
あんぱん | 216kcal | 37.8g |
チョコパン | 229kcal | 32.2g |
スコーン | 223kcal | 32.6g |
揚げパン | 225kcal | 35.5g |
アップルパイ | 330kcal | 39.1g |
チョココロネ | 300kcal | 40g |
メロンパン | 351kcal | 41.5g |
カレーパン | 358kcal | 38.3g |
ピザパン | 350kcal | 45g |
たまごサンド | 359kcal | 27.9g |
ローズネットクッキー | 523kcal | 52.2g |
ホワイトデニッシュショコラ | 455kcal | 38.1g |
ミニスナックゴールド | 564kcal | 65.0g |
デニッシュブレッドマイルド | 873kcal | 110.7g |
市販の菓子パンのカロリーを見ると、全体的に菓子パンは高カロリーで糖質が多い食べ物であることは間違いありません。
菓子パンの中でも、アンパンやうぐいすパン、よもぎあんパンといった和風のパンは脂質の量が少なめで比較的カロリーが低いものが多いです。
一方で、デニッシュ系やメロンパン、クリームパンは、バターが多く使われていて白砂糖でアイシングしてあったり、チョココーティングなどのトッピングがあるため、高カロリーで糖質が多いことがわかります。
カロリー抑制中には、菓子パンひとつ食べるだけで、1食分のカロリーをオーバーしてしまうため、おやつに食べるには避けたほうが良いでしょう。
どうしても甘いパンが食べたいと思ったら、メロンパンやクリームパンよりも低カロリーのアンパンの和風の菓子パンを選んだほうが得策と言えます。
ただし、アンパンの中にホイップクリームが入っていると高カロリーになるため注意しましょう。
基本的に菓子パンは、コンビニやスーパーで買っても、パン屋さんで買っても、高カロリーで糖質が高いものですから、カロリー抑制中には避けたほうが良い食べ物であると言えます。
菓子パン・食パンのカロリー糖質を比べてみました

カロリー抑制中は、お米だけでなく小麦粉が原材料であるパンも控える必要があります。
パンには様々な種類のパンがあり、 その種類によってカロリーや糖質量は違ってきますので、ここで菓子パンとその他のパンを比べてみましょう。
食パン・一食あたりの量のカロリー糖質の比較
カロリー(kcal) | 糖質量(g) | |
食パン60g(6枚切り1枚) | 170kcal | 26.8g |
フランスパン30g(1切れ) | 140kcal | 16.4g |
ライ麦パン30g(厚さ1cm) | 90kcal | 14.1g |
ロールパン50g(1個) | 180kcal | 21.0g |
クロワッサン30g(1個) | 150kcal | 12.0g |
先程の菓子パンと他のパンを比べると断然カロリーと糖質を抑えられることがわかります。
高カロリーの菓子パン「メロンパン」は、1個あたり300kcal~500kcalもありますが、食パン1枚は170kcalまでにカロリーを抑えることができます。
ご飯1膳(150g)の252kcalと比べても、食パン1枚の方がカロリーと糖質が低いことがわかります。
しかし、菓子パンはそのままで食べるものですが、食パンやフランスパンは、バターやジャム、チーズをトッピングして食べることが多いです。
そのため、食パンやフランスパンはトッピングによってカロリーや糖質も変わってくるので選ぶものを気をつける必要があります。
パンと組み合わせるトッピングのカロリー糖質
トッピング | カロリー(kcal) | 糖質(g) |
バター大さじ1(12g) | 89kcal | 0.02g |
マーガリン
大さじ1(12g) |
91kcal | 0.12g |
いちごジャム
大さじ1(21g) |
41kcal | 13g |
ブルーベリージャム大さじ1(21g) | 38kcal | 7.9g |
マーマレード
大さじ1(21g) |
41kcal | 13.8g |
スライスチーズ
1枚(18g) |
61kcal | 0.2g |
ロースハム1枚(15g) | 29kcal | 0.3g |
食パンの場合、上にバターやジャムを塗っても、ご飯1膳(150g)とそれほど変わらないことがわかります。
カロリー抑制中は、菓子パンを食べるよりも食パン1枚にトッピングした方がカロリーと糖質を抑えることができるです。
もちろん、バターやマーガリン、ジャムなどは塗る量にも注意しましょう。
カロリー抑制中に菓子パンを食べても大丈夫?
菓子パンの主成分は炭水化物ですので、1日のうちに消費しきれなかったエネルギーは、体内に脂肪として蓄えられてしまいます。
菓子パンは他のパンと比べると高カロリーで糖質が高いため、カロリー抑制中の方は控えるべき食べものだと言えます。
また、菓子パンは、体内で糖へと変化して、血糖値が上昇するスピードが高い食材(GI値の高い)ため、カロリー抑制中には適していません。
菓子パンを食べて血糖値が急激にあがると、インシュリンと呼ばれるホルモンが多く分泌されて、中性脂肪が増えてしまうのです。
基本的にパンはご飯よりもGI値が高く、菓子パンはさらに高いため、カロリー抑制中は、ご飯よりもパンを食べたほうが太りやすくなると言えます。
菓子パンはカロリー抑制中に良いのか

これまで述べてきたとおり、菓子パンは高カロリー・糖質量が多い食べ物ですので、シェイプアップには不向きの食べ物であると言えます。
成人のおおよその一日の消費カロリーは1,800kcalから2,200kcalですので、一か月で2kg瘦せたい場合は、一か月に14,000kcal消費しなければなりません。
1日にカットすべきカロリーは、14,000kcalを30日間で割ると466kcalになります。
もし、カロリー抑制中に、菓子パン1個を食べてしまうと、かなりシェイプアップのあしを引っ張ってしまいます。
カロリー抑制中は、毎日菓子パンを食べるのではなく、シェイプアップのご褒美としてカロリーの低い菓子パンを一週間に1回食べるなど決める方法が良いでしょう。
菓子パンの太らない食べ方
どんなに低カロリーの菓子パンを選んでも、お腹が極端に空いている時に食べると血糖値が急に上昇してしまいます。
菓子パンの太らない食べ方は、菓子パンを食べる前に、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なグリーンサラダといった生野菜を一緒に摂ると、血糖値の急な上昇を避けられます。
サラダの他にも、野菜やキノコがたくさん入ったスープなどを一緒に食べるのもメリットです。
菓子パンには栄養素がほとんどないため、サラダやスープを添える食べ方はカロリー抑制中に役立ちます。
また、菓子パンを食べるときの飲み物はノーカロリーのお茶や天然水などを選ぶとカロリーと糖質を抑えることができます。

パン屋さんやコンビニで必ず選ぶのがメロンパンです。カロリーが高くてシェイプアップに向かないことは分かっているので、ちょっとした工夫を。メロンパンは、ひとつ丸々食べずに、半分ずつをおやつに食べるようにしています。一緒に飲むのはノンカロリーのショウガ紅茶にして、最後に糖質の吸収を抑えるアイテムを飲みます。
(30代・女性)

メロンパンが大好きで、コンビニ、ベーカリーなどあらゆるメロンパンを食べつくした時期があります。私の場合、食事とは別に、メロンパンを朝昼夜と関係なく食べていたこともあって、3キロくらい太りました。逆にあれだけ食べていて3キロ増で済んだのが奇跡的。若かったからでしょうね。今は怖くてできません。
(20代・女性)
【菓子パンのカロリー】菓子パンは太る!蒸しパンや食パンとカロリー糖質を比較のまとめ
今回は、カロリー抑制中に気になる菓子パンのカロリー・糖質をご紹介しました。
カロリー抑制中は、どうしても甘いものが欲しくなるときがあるため、あまりに我慢しすぎると爆発して、リバウンドしてしまうリスクもあります。
それよりも、カロリーの低い菓子パンを選んで食べすぎないように、上手に取り入れたほうが、シェイプアップに成功しやすくなります。
カロリー抑制中でも、大好きな菓子パンを上手に取り入れてシェイプアップを乗り切りましょう。
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