お風呂上がりにビールをグイッと飲む爽快感はたまりませんよね。
一日の終わりにテレビを見ながらおつまみとビールを味わうのを楽しみにしている方も多いことでしょう。
お酒はある程度ならストレス解消や血行も良くしてくれるため、健康に良いのですが、毎日飲み過ぎると、確実にお腹が出てきて、二の腕や顔に贅肉が付いてしまうのです。
毎日お酒を飲む習慣が付いている方は、まさにアルコールが肥満の原因になっている可能性があります。
そこでオススメなのが、アルコールをスパッと断ち切る「禁酒シェイプアップ」!
禁酒シェイプアップに成功すると、スリムになるだけでなく肌艶が良くなったり睡眠の質が上がるなど良いことばかり起こるのです。
そこで今回は、禁酒シェイプアップに興味があるけど続けられるか不安な方のために、成功のポイントや正しいやり方をご紹介します。
禁酒シェイプアップとは?
禁酒シェイプアップとは、その名の通り、アルコールを一切断ち切って減量するスリムになる方法です。
たまにお酒を飲む方ではなく、毎日お酒を飲んでいる方が対象です。
禁酒シェイプアップの期間ははじめは2週間を目標にチャレンジしてみましょう。
やり方はただ禁酒するだけですが、多くの方は禁酒すると口寂しくなり、食べる量が増えてしまうことがあります。
せっかく禁酒をしてもカロリーオーバーになってしまうとシェイプアップになりませんので食べ過ぎには気をつけましょう。
禁酒をすると食欲が抑えられておつまみも食べなくなるため、食べる量が減っていくはずです。
「いきなり禁酒はやっぱり難しそう…」と思った方は、飲むお酒の量を徐々に少なくして調整すると良いでしょう。
アルコールが太る理由
アルコールが太る理由は、やはりアルコール飲料の高カロリーであることです。
では、晩酌によく飲まれるアルコールのカロリーをみていきましょう。
アルコールのカロリー
アルコール | 分量 | カロリー |
生ビール | 中ジョッキ
1杯 |
200kcal |
日本酒 | コップ1杯 | 200kcal |
焼酎 | コップ1杯 | 250kcal |
グラスワイン | コップ1杯 | 100kcal |
カルーアミルク | コップ1杯 | 205kcal |
ウーロンハイ | コップ1杯 | 90kcal |
居酒屋で「ちょっと生ビール1杯」と言っても、つい2杯くらい飲んでしまうと、400キロカロリーにもなってしまいます。
家でも晩酌する習慣が付いていると、一週間で2800kcalにもなるのです。
そして、お酒を飲むと塩分が多いもの、味の濃いおつまみが食べたくなるため、カロリーが大変なことになってしまいます。
アルコールが太ってしまうメカニズムは、体内の酵素の合成に欠かせない必須ミネラルの亜鉛と関係しています。
アルコールが体内に入ると、体はアルコールを分解するために亜鉛が使われて、一時的に亜鉛不足の状態になるので、味覚が鈍くなってしまうのです。
そのため、味が薄いおつまみでは物足りなくなり、唐揚げやチーズといった濃い味のおつまみが食べたくなるのです。
晩酌が習慣づいている方は、体内で亜鉛が不足しがちになるため、高カロリーの食べ物を多く食べるようになり、太りやすくなるのです。
禁酒シェイプアップのやり方
アルコールは高カロリーの上に、高カロリーの食べ物の食欲を促進させてしまうため、太りやすくなることがわかりました。
では早速、禁酒シェイプアップのやり方をみていきましょう。
禁酒シェイプアップは、最初は2週間の間、一切アルコールを断ち切ります。
毎日アルコールを摂取している人ほど、禁酒は難しくなりますが、鉄の心を持って止めなければなりません。
細くなるために禁酒するのですから、お酒を飲むと太るという自覚を持って取り組みましょう。
「いきなり禁酒は自信がない…」という方は、少しずつお酒の量を減らして完全にアルコールを絶つようにしましょう。
禁酒シェイプアップは始めて1週間は辛いですが、慣れてくると身体が軽くなり頭がスッキリしてくるのを感じられます。
2週間の禁酒シェイプアップをクリアできれば、
期間を延長していきましょう。
いつもお酒を飲む時間になったら、口寂しくなってしまうこともありますが、そんなときは、フルーツやガムなど低カロリーのおやつを食べて過ごしましょう。
またはホットミルクやハーブティーは体が温まって寝る前のリラックスメリットもあります。
夜遅くまで起きているとお酒が飲みたくなってしまうため、早めに寝てしまうのも良い方法です。
どうしてもお酒が飲みたくなって我慢できない場合は、アルコール度数がゼロのノンアルコールビールを飲むようにしてください。
基本的に禁酒シェイプアップは、アルコールを一切口にしないだけの方法ですが、糖質やカロリーを意識した食生活を心がけると、よりカロリー抑制の結果を出しやすくなります。
禁酒カロリー抑制の結果が出る期間は?
禁酒カロリー抑制をすると、どれくらいの期間で結果が出始めるのでしょうか?
禁酒シェイプアップは個人差がありますが、体重の変化は1か月目から見られることが多いです。
短期間で結果が出ることはほとんどないので、禁酒シェイプアップは長期的なスパンで取り組んでいきましょう。
禁酒シェイプアップを始めて1週間経つと、身体が軽くなり朝スッキリ起きられるようになったと感じる方が多いようです。
毎晩晩酌するのを止めて、早めに寝ることで睡眠時間を確保できる上に、睡眠の質も上がるため、寝起きが良くなるのです。
そして、お酒を1か月止めた頃には、早寝早起きのリズムができて仕事の効率もあがったという方もいます。
禁酒シェイプアップは体調面の変化だけでなく、
イライラや不安定な気持ちがなくなり、前向きでポジティブでいられるという方も多いです。
さらには、禁酒スリム生活を始めたことで、飲み会代やお酒代が浮いた分、欲しいものを買えたという経済的なメリットもあるようです。
禁酒シェイプアップはすぐに結果を求めずに、ゆっくり体調や気持ち的な変化が出てくるので焦らずにゆっくり取り組みましょう。
そして、禁酒シェイプアップはお酒を頻繁に飲んでいる人ほどメリットが高いので、非常にやりがいのあるスリムになる方法なのです。
禁酒シェイプアップ成功のコツ
ここからは、禁酒スリム作戦を成功させるためのコツをみていきましょう。
我慢との戦いが続く禁酒シェイプアップを乗り切るためには、続けるための工夫が必要です。
①食事量も気をつける
禁酒すると、何か食べたくなり食事や間食が増えて余計に太ってしまうケースもあります。
禁酒シェイプアップは厳しい食事制限は必要ありませんが、食べ過ぎには気をつけなければなりません。
食事はよく噛むことを心掛けて、野菜中心の食生活を心がけましょう。
そして、白米より玄米、大豆食品からタンパク質、野菜を中心としたおかずを摂取するようにしてください。
②お酒は太ると念じる
お酒は高カロリーの上、体内のアミノ酸の減少により味が濃い食べ物を食べたくなり太りやすくなることがわかっています。
お酒を毎晩飲んでいると、肝臓が弱まって乳酸菌がなくなり、ビタミン、ミネラルを欠乏させるため、デメリットが多いのです。
このままお酒を飲むと、太るだけでなく健康にも良くないということを意識してシェイプアップを乗り切りましょう。
③趣味に打ち込む
毎晩晩酌をする人は、お酒とおつまみを楽しみながらテレビを見るのが習慣になってしまっている方が多いです。
お酒が好きな方は、飲み会にも誘われたり生活習慣がお酒と繋がってしまっているのです。
禁酒シェイプアップを始めれば、お酒を飲んでテレビを見る時間にストレッチ運動をしたり、趣味のゲームやネットに打ち込むと気分が紛れます。
休日には、飲み会に参加するのではなく、飲み代を日帰りの小旅行に当てて、気分転換に出かけるのもオススメです。
お酒を飲む生活からゆっくり離れて、趣味や他のことに時間を使うように気持ちを切り替えていきましょう。
禁酒生活になれてきたら、体も心もリフレッシュされて、お酒を我慢しなくても飲みたいと思うことがなくなっていくのです。
禁酒シェイプアップを挫折しそうな時の対処法
禁酒シェイプアップは、とにかく始めた頃が一番辛いという特徴があるので、はじめの1週間で挫折してしまい、お酒を飲んでしまったという方が多いです。
根っからのお酒好きの方がいきなり禁酒をするのは、かなり難しいでしょうから、続ける期間をあらかじめ短めに設定しておくのも一つの方法です。
毎日お酒を飲んでいる人は、まずは1日おきに禁酒してみたり、ビールを2本飲む人は、1本に減らしてみるなど、徐々に減らしていくやり方です。
そうすれば、無理なく禁酒生活に近づけることができるはずです。
目標がクリア出来たら、少しずつ禁酒期間を延ばしていき、お酒を飲まない期間が長くしていきます。
禁酒シェイプアップは、無理なく長く継続することを心がけましょう。
禁酒・スリムになるのまとめ
今回は禁酒シェイプアップのやり方や挫折しそうになったときの対処法をご紹介しました。
アルコールを過剰に摂取すると、カロリーオーバーになるだけでなく、脂肪分解能力が低下したり、太りやすなることがわかりました。
禁酒すると身体の機能が正常化されて体調も良くなり、痩せやすい体質になるのです。
禁酒シェイプアップは、決して短期間で結果が出るスリムになる方法ではありませんので、長期的なスパンでゆっくり焦らず取り組みましょう。
ちなみに、忘年会や新年会が続く年末年始に禁酒シェイプアップを始めるのは挫折しやすいのでオススメできません。
継続して続けるためにも年末年始を外してスタートするようにしましょう。
禁酒シェイプアップを何ヶ月も続けられたら5キロから8キロほどスリムになる方も多くいますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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