みずみずしくてシャキッとした食感が魅力のレタスは、サラダの定番食材ですよね。
とってもヘルシーなイメージが強く、減量中や体型維持を意識している最中には特に、重宝されます。
実際のところ、レタスのカロリーと糖質はどれくらいで、食べることで体にどのようなメリットがもたらされるのでしょうか。
そこで今回は、レタスのカロリーと糖質について、また他の野菜とのカロリー・糖質比較やレタスを食べることで得られるメリット、おすすめの食べ方などをご紹介していきます。
目次
レタスのカロリーと糖質

さっそく、レタスのカロリーと糖質について見ていきましょう。
それぞれの種類のレタス100gあたりのカロリーと糖質について、以下に示しました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
レタス(土耕) | 12kcal | 1.7g |
レタス(水耕) | 14kcal | 1.8g |
リーフレタス | 16kcal | 1.4g |
サニーレタス | 16kcal | 1.2g |
ロメインレタス | 17kcal | 1.5g |
レタスは、種類や栽培方法によってカロリーや糖質が多少異なることがわかりますね。
一般的なレタスは、カロリーが低い一方で糖質が高いです。
また、土耕と水耕を比べると、土耕の方がカロリー糖質ともに若干高くなっています。
また、糖質の低さに着目するとサニーレタスが最も低い値となっており、糖質カットしたい方におすすめです。
レタスのカロリーと糖質を他の野菜と比較
続いて、レタスと他の野菜のカロリーと糖質を比較してみましょう。
レタスを含めた31種類の野菜100gあたりの、カロリーと糖質について示し、カロリーが低い順に並べてみました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
チンゲンサイ | 9kcal | 0.8g |
レタス | 12kcal | 1.7g |
小松菜 | 14kcal | 0.5g |
もやし | 14kcal | 1.3g |
白菜 | 14kcal | 1.9g |
きゅうり | 14kcal | 1.9g |
クレソン | 15kcal | 0.0g |
セロリ | 15kcal | 2.1g |
ゴーヤ | 17kcal | 1.3g |
大根 | 18kcal | 2.7g |
トマト | 19kcal | 3.7g |
ほうれん草 | 20kcal | 0.3g |
にら | 21kcal | 1.3g |
かいわれ大根 | 21kcal | 1.4g |
春菊 | 22kcal | 0.7g |
アスパラ | 22kcal | 2.1g |
なす | 22kcal | 2.9g |
ピーマン | 22kcal | 2.9g |
水菜 | 23kcal | 1.8g |
キャベツ | 23kcal | 3.4g |
オクラ | 30kcal | 1.6g |
ブロッコリー | 33kcal | 0.8g |
なばな | 33kcal | 1.6g |
ねぎ | 34kcal | 5.8g |
玉ねぎ | 37kcal | 7.2g |
モロヘイヤ | 38kcal | 0.4g |
にんじん | 39kcal | 6.5g |
スナップえんどう | 43kcal | 7.4g |
ごぼう | 65kcal | 9.7g |
レンコン | 66kcal | 13.5g |
かぼちゃ | 91kcal | 17.1g |
とうもろこし | 92kcal | 13.8g |
グリンピース | 93kcal | 7.6g |
枝豆 | 135kcal | 3.8g |
31種類の野菜の中では、レタスはカロリー・糖質ともにかなり低い方であることがわかりますね。
カロリーに関しては、なんと2番目に低いです。
野菜自体、低カロリー低糖質なものが多いため、食品全体で見てもレタスは、非常にカロリーや糖質が低い食品だと言えるでしょう。
レタスのカロリーを消費するのに必要な運動量
レタスを1人前(80g)食べて10kcal摂取した場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
男性と女性、それぞれにおいて必要な運動量を記載しました。
ショッピング | 5分 |
ウォーキング | 5分 |
ジョギング | 2分 |
自転車 | 1分 |
水泳 | 1分 |
ショッピング | 6分 |
ウォーキング | 6分 |
ジョギング | 3分 |
自転車 | 2分 |
水泳 | 2分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります。
レタス1人前(80g)を食べて摂取したカロリーを消費するには、それほど多くの運動は必要ないことがわかりますね。
運動をすることは、カロリーを消費するだけでなく筋肉量がアップして基礎代謝を上げることにもつながります。
基礎代謝が上がると、よりカロリー消費しやすい体となって、痩せやすくなれるんです♪
効率よく痩せたい方はぜひ、食事量を減らすことだけでなく運動をプラスすることも意識してみてください。
レタスを食べても大丈夫?太らない?レタスのメリット
前述した通り、レタスはカロリー・糖質ともに非常に低い食品で、食べることで太る心配は少ないです。
さらに、レタスには以下のようなメリットがあります。
- 2種類の食物繊維が摂れる
- 抗酸化作用の高いビタミンで代謝アップ
- カリウムがむくみを解消する
- カルシウムが肥満予防&ストレス緩和に役立つ
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
レタスのメリット①2種類の食物繊維が摂れる
レタスには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維という2種類の食物繊維が含まれています。
水溶性食物繊維
粘り気があるために、胃や腸の中をゆっくりと移動して満腹感を与えてくれます。
さらに、糖質の吸収を抑える働きもあり、血糖値上昇が抑制されて脂肪蓄積を防ぐことが可能です。
不溶性食物繊維
胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸壁を刺激。
腸の動きを活発化して、お通じをよくしてくれます。
お通じがよくなって老廃物が排泄されれば、代謝がアップして痩せやすい体を手に入れることができます。
レタスのメリット②抗酸化作用の高いビタミンで代謝アップ
レタスには、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化作用の高いビタミンが含まれています。
抗酸化作用とは、体をサビつかせる原因となる“活性酸素”を除去する働きのことです。
活性酸素は本来、細菌やウイルスなどから体を守るために必要となる物質ですが、多く発生しすぎることで体をサビつかせ、体のめぐりを悪化させてしまいます。
レタスを食べることで抗酸化作用がもたらされ、活性酸素が除去されれば、体のめぐりがよくなって代謝がアップ!
代謝が上がれば、カロリー消費しやすい、痩せやすい体となれますよ♪
レタスのメリット③カリウムがむくみを解消する
レタスには、食物繊維やビタミンC、ビタミンEに加えてカリウムも豊富に含まれています。
カリウムは、塩分排泄を促す栄養素。
体内に、過剰に塩分が溜まっていると、体が水分を多く保持してむくんでしまうのです。
体がむくむと、太って見えてしまいかねないため、痩せたい方はむくみも意識する必要があります。
塩分摂取過多となっていることや体がむくみやすくなっていることに心当たりのある方は、カリウムを積極的に摂取するのがおすすめです。
レタスのメリット④カルシウムが肥満予防&ストレス緩和に役立つ
さらにレタスには、カルシウムもしっかりと含まれています。
カルシウムは、骨を丈夫にする働きがよく知られていますが、実は痩せやすい体づくりをサポートする働きもあるんです。
体内に入ったカルシウムは、脂肪の分解を促したり、脂肪の合成を抑制したりします。
そのため、肥満予防のために摂取するとよいともと言われているんです。
しかも、カルシウムには心を落ち着かせる作用もあるため、ストレスやイライラなどによって食べ過ぎてしまうことを防ぐことにも役立ちます。
太りたくない!レタスを食べても太らない3つの方法
レタスを食べる際には、太らない工夫をして食べることでさらに、レタスのメリットが得られやすくなります。
そこで太りたくない人のために、レタスを食べても太らない方法を3つご紹介していきます。
- 大きめにちぎる
- 食前に1玉程度食べる
- 味付けはノンオイルドレッシング
それぞれの方法ついて、詳しく見ていきましょう。
太らない方法①大きめにちぎる
レタスを食べる場合、できる限り大きめにちぎるのがおすすめ!
細かく切ったものだと、それほど噛まずに食べられてしまいますが、大きいものであれば噛む回数がおのずと増えます。
よく噛んで食べることは満腹中枢を刺激して、満腹感を得られやすくしてくれるため、減量や体型維持を意識している最中にはよく噛むことが非常に大切です。
普段食べるスピードが速い方は特に、1口あたり30回以上噛むことを意識できるとよいですね。
太らない方法②食前に1玉程度食べる
レタスを食前に1玉程度食べるようにすることで、痩せやすくなります。
前述した通り、レタスには食物繊維が豊富に含まれており、食物繊維は血糖値の上昇を抑える働きをするため、食事のタイミングでレタスを食べることで脂肪蓄積予防が可能に♪
また、1玉程度を食事前に食べることで、食事量が抑えられ、摂取するカロリーや糖質が大幅にカットできます。
1玉ときくとかなり多く感じますが、スープにしたり炒めたりなど、加熱調理することでかなりかさが減って、無理なく食べることができるんです。
ただし、加熱することで熱に弱いビタミンCなどが失われかねないため、できる限り生の状態で食べるようにしましょうね。
太らない方法③味付けはノンオイルドレッシング
生の状態でレタスを食べる際には、ドレッシングをかけて食べる方が多いかと思いますが、必ずノンオイルのものを選ぶようにしましょう。
油は、カロリーを多く含むため、油たっぷりのドレッシングをかけて食べていては、痩せにくくなってしまいます。
市販のノンオイルドレッシングを活用するのもよいですが、自宅にある調味料で簡単に作ることができるため、手作りするのもおすすめですよ♪
さまざまな種類のドレッシングを活用して、飽きないよう工夫することで、シェイプアップを長続きさせられますね。
【レタスのカロリー】レタスは太る!?キャベツや白菜とカロリー糖質を比較のまとめ
今回は、レタスのカロリーと糖質について、また他の野菜との比較やレタスを食べることで得られるメリット、太らない食べ方などをご紹介してきました。
レタスはカロリーや糖質が非常に低い食品であるため、食べることで太ってしまう心配はないでしょう。
また、食物繊維やビタミンC、ビタミンE、カリウムカルシウムなどの減量や体型維持に役立つ栄養素もしっかりと含まれていることもわかりましたね。
たくさん食べないと気が済まないという方は、レタスをたっぷりと使った料理を取り入れて、満足感を得ながらも痩せられる食事としてみてください。
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