カロリー抑制中は、ご飯やパン、麺類といった主食を控えながら、お菓子や和菓子といった甘いものも制限しなければなりません。
日頃から甘いものが大好きでよく食べていた方は、カロリー抑制中に無性に食べたくなってしまうことがよくあると思います。
旅行や温泉のお土産にもらうまんじゅうは小さくて食べやすく、カロリー抑制中でも「1個くらい食べてもいいか!」とつい食べてしまうこともあるでしょう。
一般的にまんじゅうやどら焼き、大福といった和菓子は、ケーキやシュークリームなどの洋菓子と比べると低カロリーでヘルシーと言われています。
カロリー抑制中にどうしても甘いものが食べたくなったら、まんじゅうを食べても大丈夫なのでしょうか?
他の和菓子や洋菓子と比べるとまんじゅうのカロリー・糖質量は低いのでしょうか?
そこでスリミーでは、カロリー抑制中に気になるまんじゅうのカロリー・糖質量をご紹介します。
目次
まんじゅうのカロリーと糖質
和菓子といえば「まんじゅう」と言っても過言ではないほど、有名なお菓子です。
まんじゅうの生地の中には、粒あんやこしあん、黒あんと白あんなどのバリエーションがあります。
まんじゅうには様々な種類があり、カロリー・糖質量は異なりますが、一般的なサイズのまんじゅうのカロリー・糖質量をみていきましょう。
1個(48.6g) | カロリー | 糖質 |
まんじゅう | 132kcal | 48.6g |
まんじゅうの中でもお土産物にもらう温泉まんじゅうは、サイズが小さめの25gも多いので、カロリー66kcal、糖質量24.3gとなります。
小さめのまんじゅうを1個食べても、カロリー抑制中の1食分の糖質量40gの半分を超えてしまうので、糖質NG食品であると言えます。
また、普通サイズのまんじゅう1個 のカロリー132kcalを消費するのに必要な有酸素運動は、ウォーキング50分、ジョギング30分、ストレッチ60分、水泳19分です。
まんじゅうは洋菓子よりもスリム向きだと言われていますが、まんじゅう1個食べると思った以上にカロリーを消費するのが大変ですよね。
まんじゅうの主な材料は、小麦粉や餡子、砂糖といったどれも糖質量が高いもので作られているため、カロリー抑制中は特に気をつければなりません。
「ケーキよりまんじゅうは太らないから」と自分に言い訳して2個、3個と食べてしまうと、確実に糖質オーバーまっしぐらですからら必ずコントロールを忘れないようにしてください。
まんじゅうと他の和菓子・洋菓子のカロリーと糖質を比較
まんじゅうは和菓子なので洋菓子よりもスリム向きとよく聞きますが、本当にカロリーも糖質も低いのでしょうか?早速、見比べて見ましょう。
和菓子・洋菓子 | カロリー | 糖質量 |
まんじゅう | 132kcal | 48.6g |
大福 | 235kcal | 50.3g |
どら焼き | 284kcal | 55.6g |
羊羹(練り) | 296kcal | 66.9g |
ショートケーキ | 327kcal | 43.0g |
シュークリーム | 228kcal | 25.3g |
上記は、和菓子と洋菓子の1個あたりのカロリー・糖質量を比較です。
確かに、まんじゅうや大福といった和菓子はショートケーキよりも低カロリーではありますが、糖質量を比べてみると、まんじゅうや大福の方が高糖質であることがわかりました。
特にまんじゅうは糖質が高く1個あたり48.6gもあるので、カロリー抑制中に「和菓子だからok!」と気軽に食べることができませんね。
和菓子は洋菓子よりもカロリーが低くなっているのは、バターやオイルといった脂肪分が少ないからです。
洋菓子は砂糖やグラニュー糖といった糖質に加えて脂肪分があるので、その組み合わせにより太りやすいと言われています。
一方で和菓子に含まれているのは、小麦粉や餡子、砂糖といった糖質中心に作られているため、カロリー抑制中は要注意しなければならない食品だと言えます。
太らないためにも1個だけ食べよう
スタンダードシェイプアップの場合、一食の糖質摂取量を40gまで抑える必要がありますので、普通サイズのまんじゅう1個食べるだけで簡単に糖質オーバーしてしまいます。
そのため、他の食事でかなりのシェイプアップをしなければなりませんし、また運動量も増やさなくてはなりません。
カロリー抑制中は、まんじゅうは特別な時に食べるようにして、お土産でもらったまんじゅうを1個2個食べてしまわないようにしましょう。
どうしてもまんじゅうを食べたいときは、1個だけにして他の食事の糖質量を調整しましょう。
あんこはお腹スッキリ貧血予防になる
まんじゅうに含まれるあんこにはお通じの悪さを解消してくれる食物繊維が豊富に含まれており整腸作用が期待できますので、カロリー抑制中のお腹スッキリに役立ちます。
あんこだけでなく、和菓子に使用されることの多い、寒天、きなこなどの食材には食物繊維が多く、お腹の中を整えてくれる働きがあります。
体に蓄積された老廃物や不純物、毒素を排出するデトックス作用が期待できます。
カロリー抑制中は、大幅なカロリーカットにより、鉄分不足で貧血気味になる方が多くいます。
まんじゅうに含まれるあんこ(つぶしあん)には鉄分1.5.g含まれており、カロリー抑制中の貧血予防にも役立ちます。
どうしても食べたいなら低糖質まんじゅうか葛まんじゅうを食べよう
最近は、シェイプアップブームなので、シェイプアップダイエッター向きの「低糖質まんじゅう」という商品も販売されています。
低糖質まんじゅうの材料は、砂糖使わずに糖質カットの甘味料を使用して作られていて、餡子は低糖質な餡子が使われています。
低糖質まんじゅうはメーカーにより糖質量は異なりますが、中には1個あたりの糖質が1g以下という食べやすい商品もあります。
甘いものが大好きなシェイプアップダイエッターさんは、どうしても食べたいときに低糖質まんじゅうを冷凍保存してみてはいかがでしょうか?
カロリー抑制中に適度な甘いものを摂取すると、ストレスもなくなり、快適にシェイプアップを継続することができます。
また、葛粉で作ったくずまんじゅうは、1個(50g)あたりの糖質が約22gとなっており、通常のまんじゅうよりも糖質量が半分となっています。
普通のまんじゅうには小麦粉が使われていますが、葛粉の方が低カロリーですので、どうしてもまんじゅうが恋しくなったら葛まんじゅうをオススメします。
特に暑い日にはつるんとした食感は口当たりがよく、清涼感も楽しめます。
特保のお茶と一緒に3時のおやつに食べる
カロリー抑制中にまんじゅうを食べる場合は、特保のお茶か温かい緑茶と一緒に食べると良いです。
緑茶には「カテキン」という脂肪燃焼を促してくれる成分が豊富に含まれているため、まんじゅうと一緒に食べればサポートになります。
冷たい緑茶よりも温かい緑茶を飲むことで体を温めて代謝を高めることができます。
また、私たちの体には、脂肪を蓄える働きがあるBMAL1という成長ホルモンがあります。
BMAL1は、夜の22時~2時に分泌されるため、夜中にまんじゅうを食べるとホルモンの働きによって太りやすくなってしまうのです。
まんじゅうを食べるのなら、夜中ではなく、BMAL1の分泌量が最も少ない時間帯の15時頃に食べると、脂肪が付きにくくなります。
「3時のおやつ」というのは、体の作りから見て非常に理にかなっているのです。
どうしても間食したくなったら、夜中は避けて3時頃に食べましょう。

水まんじゅうってご存知ですか。透明のくずもちにあんこが入ったやつです。いつもおやつを買う前にはカロリーをチェックするようにしているのですが、水まんじゅうは100キロカロリー前後。甘くて食べた感があるわりに、とってもカロリーが低いです。薄着になる夏にぴったりのおやつだと思いませんか。
(30代・女性)

シェイプアップしているからと、ケーキではなくおまんじゅうをおやつに食べるようにしていた時期がありますが、結局痩せませんでした。ケーキよりカロリーが低いかも知れませんが、やはり間食はシェイプアップによくありません。シェイプアップするなら、すっぱり間食をやめるくらいの心意気が必要でしょうね。
(20代・女性)
まんじゅう・カロリー・糖質のまとめ
今回は、カロリー抑制中にも食べたいまんじゅうのカロリー・糖質量、太らない食べ方をご紹介しました。
和菓子は洋菓子と比べると太りにくいとよく言われるため、ついお土産でもらったまんじゅうを1個食べてしまう方も多いでしょう。
しかし、実際にまんじゅうと洋菓子のカロリー・糖質量を比べると大差がないことがわかりました。
むしろ、まんじゅうは、糖質そのものですから、カロリー抑制中は気軽には食べられません。
まんじゅうは高カロリー・高糖質ですが、サポートになる食物繊維や鉄分も含まれるため、メリットもあります。
また、洋菓子のようにバターや動物性の油が含まれていないため太りにくいのです。
カロリー抑制中は、糖質量を調整して適度にまんじゅうを楽しみながら、シェイプアップを継続していきましょう。
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