「なか卯」は、親子丼や牛丼、カツ丼などの和食系の丼物、カレー、うどん、そばといったメニューが揃った人気のチェーン店です。
なか卯は、毎日通っても飽きないほどの豊富なメニューと低価格なのが魅力的ですよね。
カロリー抑制中は、炭水化物を控える必要があるので、なか卯のようなファーストフード店は避けているダイエッターも多いかと思います。
糖質を控えるカロリー抑制生活をしている時に、会社の仲間や友人になか卯で食事をするのに誘われたら、「何を食べれば大丈夫かな?」と迷ってしまいますよね。
そこでスリミーでは、カロリー抑制中になか卯で食事をする際に、メニューの選び方やOKメニューとNGメニューをご紹介します。
カロリー抑制中のメニューの選び方を知っておけば、なか卯でカロリーも糖質も気にすることなくお腹いっぱい食事することができますよ。
目次
なか卯のカロリーと糖質

なか卯のメニューから人気の定番メニューをピックアップして、カロリーと糖質量をみていきましょう。
なか卯は、公式ホームページで正確な糖質量を公開していませんが、炭水化物量を表示しています。
なか卯のメニューは、食物繊維は多くないと考えられますので、炭水化物量を糖質量と考えても問題ありません。
なか卯メニュー | カロリー | 糖質量 |
親子丼(並) | 669kcal | 96.5g |
カツ丼(並) | 861kcal | 114.4g |
和風牛丼(並) | 715kcal | 97.9g |
プレミアムビーフカレー(並) | 761kcal | 108.5g |
きつねうどん(並) | 450kcal | 65.5g |
ざるそば(並) | 423kcal | 80.8g |
なか卯のメニューは、他の牛丼チェーン店と同様に、メインがお肉で主食がご飯という組み合わせになっているため、全体的に高カロリー・高糖質となっています。
カロリー抑制中の食事としては、カロリーも糖質量もオーバーしてしまうため、残念ながらスリム向きのお店とは言えません。
ただし、なか卯の場合はミニ盛から特盛まで最大4段階で量を調整できるため、カロリー抑制中にご飯を少し食べたいときにはミニ盛を利用すると便利です。
丼物をミニ盛を選んだり、うどんやそばといった麺類であれば500kcal前後の摂取カロリーになるため、カロリー抑制中でも食べることができます。
しかし、ミニ盛やうどん、そば1杯では十分に満腹感がないため、間食してしまったり、次の食事の量が増えてしまわないように気をつけなければなりません。
太るメニューランキングベスト3
なか卯には丼ぶりやカレー、うどんやそばなど、豊富なメニューが揃っていますが、カロリー抑制中の要注意メニューは定食です。
なか卯の定食は、ご飯を並盛にしてもすべて1,000カロリー前後あるモンスター級となっています。
1位 | 唐あげ南蛮定食 | 1448kcal |
2位 | かつとじ定食 | 1046kcal |
3位 | 牛皿定食 | 998kcal |
定食メニューは、栄養バランスとしてはOKですが、ボリュームもあり、カロリーが高いのでカロリー抑制中は避けるようにしてください。
糖質を控えている方は、唐揚げは大丈夫だと言われているので、唐あげ南蛮定食を頼むとなんと成人2食分以上のカロリーを摂取してしまうことになります。
そして、カツが入っているカツ丼、カツカレーなども高カロリーなのでこちらもNGです!
カロリー抑制中でも食べて大丈夫なメニュー

親子丼とかもうどん
なか卯は、丼ぶりのサイズはミニ、並盛、大盛りの3サイズ、そしてうどん・そばは小と並の2サイズから選ぶことができるのが嬉しいポイント。
ご飯と麺類を控えたいダイエッターは、もちろんミニと少サイズを選び、サイドメニューと組み合わせれば、カロリーと糖質を大幅に削減できますよ。
では、カロリー抑制中になか卯に行った際にオススメのメニューをご紹介します。
①親子丼(並)661kcal
なか卯の看板メニューは親子丼なので、カロリー抑制中でも親子丼が食べたいという方も多いはず。
親子丼の並盛りは、ギリギリセーフのカロリーとなっているため、カロリー抑制中にどうしても親子丼が食べたい!というスペシャルデーに選ぶと良いです。
ただし、糖質量が96.5gもあるため、糖質を控えるカロリー抑制生活をしている方は、2食分としてカウントする必要があります。
時々価格据え置きの20%の増量キャンペーンをしますが、この場合はカロリーが高くなるため注意しましょう。
②肉うどん 586kcal

肉うどんも親子丼と同じく、カロリーが600kcal以下なので、カロリー抑制中の食事として食べることができます。
ただし、麺類の炭水化物により糖質量が65.5gあるため、他の食事で糖質量を抑えて調整してください。
③牛鮭朝定食(朝メニュー)687kcal
朝メニューの牛鮭朝定食は、低カロリーなのでカロリー抑制中でも安心して食べられます。
鮭と牛からタンパク質を摂取できるので、カロリー抑制中でも朝はしっかり食べたい方にオススメのメニューです。
④親子丼ミニ 406kcal

親子丼
親子丼ミニは、低カロリーなのでオススメのメニューです。これだけではお腹いっぱいにはならないので、他のサイドメニューと組み合わせると良いでしょう。
⑤天然いくら丼ミニ 407kcal
天然いくら丼ミニも低カロリーメニューです。糖質を控えていてもご飯を食べたくなったら、ミニサイズの丼ぶりを頼むと良いですね。
サイドメニューからサラダ(青じそドレッシング)47kcalをプラスしても500kcal以下に抑えられます。
⑥きつねうどん 450kcal
きつねうどんもなか卯の低カロリーメニューです。麺類の炭水化物で糖質量は高いので、他の食事で糖質量を調整すれば、美味しく食べることができます。
なか卯と他の牛丼チェーンの糖質を比較

なか卯は、全体的に高カロリー・高糖質のメニューが多いですが、ミニ盛りや小サイズを利用すれば、カロリー抑制中でも利用できるとわかりました。
「牛皿」は、ご飯抜きのメニューなので、糖質を控えているダイエッターの強い味方になります。
では、ご飯抜きの「牛皿」並盛りのカロリー、糖質量を他の牛丼チェーンとくらべてみるとどうでしょうか?早速みていきましょう。
なか卯 | 吉野家 | すき家 | 松屋 | |
牛皿並盛 | 12.52g | 8.80g | 10.60g | 6.20g |
牛皿の並盛りの糖質量を大手牛丼チェーン4社の間でくらべてみると、なか卯が一番高カロリーであることがわかりました。
カロリー抑制中になか卯に行ったら、牛皿の並盛りよりもミニ丼ぶりや小サイズのうどんやそばの方がオススメです。
なか卯の太らないサイドメニューの選び方
ここからは、カロリー抑制中でも太らないサイドメニューの選び方をご紹介します。
なか卯には、サラダ、唐揚げ、納豆、と言った低糖質のサイドメニューもあるので、ボリュームが足りない分はここから選ぶと良いですね。
なか卯メニュー | 炭水化物 |
牛皿 | 12.52g |
みそ汁 | 7.27g |
唐揚げ(3個) | 10.44g |
サラダ | 4.92g |
納豆 | 6.08g |
鮭 | 0.05g |
例えば、牛皿と唐揚げ(3個)を組み合わせれば、高脂質で腹持ちの良い食べ方となり、
カロリー抑制中でも満足度の高い食事になります。
牛皿と唐揚げ(3個)を全部食べても、糖質量は23gですので、糖質を控えている方も余裕で楽しむことができますよ。
ポイントは、ご飯を極力カットすれば、お肉をたくさん食べても糖質量は問題ないと言うことです。
ただし、お肉は高カロリーですから、食べ過ぎると今度はカロリーオーバーになるので、
食べる量には十分注意してください。
糖質量を抑えるならば、サイドメニューを上手く使うのがコツです!
低糖質のサイドメニュー組み合わせ

糖質を控えていてもどうしてもご飯が食べたい方は、ご飯を半分だけに控えたり、ミニサイズにして唐揚げを追加したりして、糖質を抑える工夫をすると良いです。
①糖質量 40g以下の組み合わせ
・牛皿
・とん汁
・唐揚げ3個
・サラダ(ゴマドレッシング)
合計糖質量 39.71g
価格 550円
かなりボリュームがありながら、糖質量は40g以下に抑えられています。価格も安くてオススメの組み合わせ。
②糖質量20g以下の組み合わせ
・牛皿
・鮭
・納豆
・こだわり卵
合計糖質量 18.82g
価格 560円
厳しい糖質量をコントロールされている方も、この組み合わせであれば、お腹いっぱい低糖質メニューを作ることができます。
③うどんの組み合わせ
・はいからうどん(小)
・鮭
・納豆
・こだわり卵
糖質量 36.9g
価格 520円
はいからうどんの小とサイドメニューを組み合わせれば、糖質量を40g以下に抑えることが可能です。
うどんが小さいので男性には満腹感は十分ではないかもしれませんが、女性のダイエッターにはオススメの組み合わせです。
なか卯のはいからうどんや親子丼にはミニサイズがあります。カロリー抑制中なのでカロリーが気になってなかなか外食できないのですが、ミニサイズならどう考えてもカロリーを抑えられそうです。おだしの香りを楽しみながらゆっくり食べれば、量の少なさは気にならず、外食をしたという満足感が得られますよ。
(30代・女性)
シェイプアップによくないと分かっているものの、ついなか卯で注文してしまうのが、丼物と麺類の炭水化物同士の組み合わせ。かつ丼+かもそば、いくら丼+きつねうどんは最高の組み合わせだと思う。一応気をつかって大盛りにはせず並盛りにするけど、あんまり意味ないことは薄々分かっています。
(20代・女性)
なか卯のカロリーと糖質のまとめ
今回は、カロリー抑制中でも行きたいなか卯のカロリー、糖質量、OKメニュー、NGメニュー、サイドメニューの選び方をご紹介しました。
なか卯のメニューは、お肉のメインとご飯や麺類が多いため、一見シェイプアップには向いていないと思われがちです。
しかし、カロリー抑制中でも、ご飯や麺類をカットすれば、なか卯でも低糖質でお腹がいっぱいの食事をすることができます。
なか卯のサイドメニューは、低糖質で栄養バランスのよい野菜サラダや納豆、味噌汁、漬物など豊富に揃っているので、活用することをオススメします。
特に、牛皿と唐揚げの組み合わせは、低糖質な上に満足度が高く、そして安く食べられるのでぜひ試してみてください。
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