日本の伝統的な発酵食品である納豆。
最近は、納豆が非常に健康によいと雑誌やテレビで取り上げられることも多くなりましたね。
ただ、シェイプアップ中に食べる場合には、カロリーや糖質が気になるところ。
納豆を食べて摂取するカロリー・糖質はどれくらいになるのでしょうか。
そこでスリミーでは、納豆のカロリーと糖質について、また他のタンパク質食品との比較やシェイプアップ中に食べるメリットについてお伝えしていきます。
健康的にシェイプアップしたい方は必見です!
目次
納豆のカロリーと糖質

納豆
さっそく、納豆のカロリーと糖質について見ていきましょう。
丸いカップのものと四角いパックのもの、それぞれのカロリーと糖質を以下に示しました。
納豆 | カロリー | 糖質 |
丸いカップ(40g) | 80kcal | 13.5g |
四角いパック(50g) | 100kcal | 2.7g |
四角いパックの納豆よりも丸いカップの納豆の方が、内容量が少ないです。
そのため、カロリー・糖質ともに丸いカップのものの方が低くなっています。
納豆のカロリーと糖質を他のタンパク質食品と比較

続いて、納豆のカロリー・糖質を、他のタンパク質食品のカロリー・糖質と比較してみましょう。
納豆と、納豆同様に手軽に食べられるタンパク質食品10種類のカロリーと糖質を、以下に示しました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
チーズ | 339kcal | 1.3g |
納豆 | 200kcal | 5.4g |
魚肉ソーセージ | 161kcal | 12.6g |
卵 | 151kcal | 0.3g |
ちくわ | 121kcal | 13.5g |
さしみ | 117kcal | 0.2g |
サラダチキン | 98kcal | 0.8g |
豆腐 | 72kcal | 1.2g |
牛乳 | 67kcal | 4.8g |
ヨーグルト | 62kcal | 4.9g |
豆乳 | 46kcal | 2.9g |
納豆は、手軽に食べられるタンパク質食品の中では比較的にカロリー・糖質が高い方であることがわかりますね。
そのため、シェイプアップ中に食べる際には、食べ過ぎに注意する必要があると言えます。
納豆のカロリーを消費するのに必要な運動量

納豆を1パック(100kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
男性と女性、それぞれにおいて必要な運動量を以下に示しました。
ショッピング | 45分 |
ウォーキング | 50分 |
ジョギング | 20分 |
自転車 | 14分 |
水泳 | 13分 |
ショッピング | 55分 |
ウォーキング | 62分 |
ジョギング | 27分 |
自転車 | 17分 |
水泳 | 16分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
シェイプアップ中に納豆を食べても大丈夫?5つのメリット

納豆をシェイプアップ中に食べてもよいのかというと、答えはYESです!
納豆は、タンパク質食品の中では比較的にカロリー・糖質が高くなっていますが、それ以上に食べることでシェイプアップに得られるメリットが大きい食品です。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- タンパク質摂取で筋肉量の維持ができる
- 納豆菌がお通じの不調を予防する
- ナットウキナーゼが代謝をUP
- 大豆レシチンが脂肪蓄積予防に役立つ
- 大豆サポニンが肥満予防に役立つ
それぞれのメリットについて、詳しくご説明していきます。
納豆のメリット①タンパク質摂取で筋肉量の維持ができる

ねぎ納豆
納豆を食べることで、しっかりとタンパク質が摂取でき、筋肉量を維持することができます。
シェイプアップ中の食事では、食事制限によって食事全体の量が減り、タンパク質の摂取が不足になりがち。
タンパク質は筋肉をつくる材料の一つであり、タンパク質摂取が不足すると、筋肉量が減って基礎代謝が落ちてしまうかも。
納豆には、タンパク質が豊富に含まれているため、シェイプアップ中に納豆を食べることで筋肉量の維持ができ、基礎代謝低下を防ぐことができます。
納豆のメリット②納豆菌がお通じの不調を予防する

すごい納豆S-903
納豆菌は、発酵大豆食品を作り出す菌。
熱等に非常に強く、自然界で最も安定した菌と言われています。
腸内に納豆菌が入ると、活性化して乳酸菌やビフィズス菌といった有用な菌を増強・安定化してくれるのです。
その結果、お腹の中が整えられてお通じの不調予防ができ、体に老廃物が溜まって痩せにくくなってしまうことを防ぐことが可能!
さらに、納豆菌は有害菌の排除にも役立ち、健康でシェイプアップに励みやすい体をつくることができます。
納豆のメリット③ナットウキナーゼが代謝をUP!

納豆の最大の特徴であるネバネバには、「ナットウキナーゼ」というタンパク質分解酵素が含まれています。
ナットウキナーゼには、多方面から血栓溶解に働きかける作用があるため、ナットウキナーゼをすることで血液をサラサラにすることが可能です。
血液がサラサラになって血流がよくなれば、代謝がUP!
そのため、納豆を食べることでカロリー消費しやすい、痩せやすい体になりやすくなるのです。
豆腐のメリット④大豆レシチンが脂肪蓄積予防に役立つ

納豆玄米ごはん
納豆は大豆を原料に作られる大豆製品であり、大豆レシチンが豊富です。
レシチンは体内では合成されないために食品から摂取する必要のある必須脂肪酸であり、またコレステロールを含んでいないという特徴があります。
大豆レシチンを構成しているのはコリンという成分。
コリンは、肝臓で行われる脂質の代謝に深く関与し、摂取することで脂肪が蓄えられるのを防ぐことができるのです。
さらに、レシチンには細胞膜を活性化させる働きもあり、肝臓の機能をさらに高めて脂肪蓄積予防に役立ちます。
納豆のメリット⑤大豆サポニンが肥満予防に役立つ

ワラ納豆
大豆サポニンは苦味成分の一種で、納豆をはじめとする大豆製品以外にもコーヒーや抹茶に多く含まれている成分。
大豆サポニンには「アディポネクチン」という分泌物を促進する働きがあります。
アディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌される物質で、脂肪燃焼を促進してくれるのです。
さらに、大豆サポニンは、腸内で吸収したブドウ糖と脂肪酸の合体を抑制し、脂肪が蓄積されるのを防ぐ働きがあります。
よって、大豆サポニンは肥満予防に大きく役立つと言われているのです。
太りたくない!納豆を食べても太らない4つの方法
太らない方法①食べる量は1日1パック!
納豆を食べる量は、1日1パックとしましょう。
すでにお伝えした通り、納豆は特別カロリーや糖質が低いと言うわけではないため、シェイプアップ中は食べる量に注意が必要。
1日1パックまでとして、カロリーや糖質を摂りすぎないようにすることが大切です。
また、納豆以外の食品もいろいろと組み合わせた食事とし、多種類の栄養素の摂取に努めることで、効率よく消化吸収が行われる痩せやすい体をつくることができますよ!
太らない方法②食べるタイミングは食前

納豆を食べるタイミングは、食事の前とするのがおすすめです。
食前に納豆を食べることで、満腹感が得られ、食事量を抑えることができます。
さらに、納豆には食物繊維がしっかりと含まれており、食前のタイミングで食物繊維を摂取することが肥満予防に◎。
食物繊維は、血糖値の上昇を抑える働きをしてくれるため、血糖値の急上昇によって脂肪蓄積が促されることを防ぐことができるのです。
太らない方法③大根おろしやキムチをちょい足しする
シェイプアップ中に納豆を食べる際には、大根おろしやキムチをちょい足しして食べてみましょう。
大根おろしやキムチには、以下のようなシェイプアップへのメリットがあり、ちょい足しすることでさらにシェイプアップ向きな食事とすることができますよ♪
- 大根おろし
イソチアシアネートやアミラーゼという酵素が非常に豊富で、生の状態で摂取することで消化吸収を助け、脂肪蓄積予防に役立つ。
- キムチ
唐辛子に含まれるカプサイシンが脂肪燃焼を促進。
また、発酵食品であるためお腹の中を整える働きをし、痩せやすい体づくりに役立つ。
太らない方法④おやつに活用する

納豆は、食事として食べるだけでなく、おやつに活用するのもおすすめです。
シェイプアップ中は極力間食を控えて、余計なカロリー摂取をしないことに努めるべきですが、どうしてもお腹が空いてしまったときにはおやつを食べてもOK。
感じる空腹感が強すぎると、食事量が増えてしまいかねませんし、かなりの空腹状態でいきなり食事をとると血糖値が急上昇して脂肪蓄積が促されてしまうのです。
普段おやつを食べる習慣のある方や、空腹感が辛いと感じる方は、シェイプアップ向きな食品である納豆を間食として活用してみましょう。
【納豆のカロリー】納豆は太る!?カロリーと糖質を他のタンパク質食品と比較のまとめ
今回は、納豆のカロリーと糖質について、また他のタンパク質食品との比較やシェイプアップ中に食べるメリットについてお伝えしてきました。
納豆は他のタンパク質食品と比べると、カロリーや糖質が高い方です。
しかし、筋肉量の維持やお通じの不調予防、代謝アップ、脂肪蓄積予防などシェイプアップによい影響もたらす面もたくさんあり、摂取量に気をつければシェイプアップ中に活用できます。
今回ご紹介した内容を参考に、シェイプアップ中の食事に納豆を取り入れて、健康的に痩せられるようにしましょう。
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