甘いあずきと、おもち・白玉を煮たおしるこ。
コクのある甘さがあって、甘党の人にはたまらない和風スイーツですよね!
見るからにカロリーや糖質が高そうで、カロリー抑制中にはもちろん敬遠されがち。
おしるこをカロリー抑制中に食べることは本当にNGなのでしょうか。
今回は、おしるこのカロリーと糖質について、またシェイプアップへのメリットや太らない方法、注意点についてご紹介していきます。
「カロリー抑制中にも、甘いものを食べたい!」という方、必見です!
目次
おしるこのカロリーと糖質

さっそく、おしるこのカロリーと糖質についてみていきましょう。
100gあたりと一杯あたりのおしるこのカロリーと糖質について示しました。
おしるこ | カロリー | 糖質 |
100gあたり | 223kcal | 46.9g |
一杯(150g)あたり | 335kcal | 70.3g |
おしるこを一杯飲むだけで、かなりの量のカロリー・糖質摂取になってしまうことがわかりますね。
そのため、おしるこはカロリー抑制中に摂取するべきではないでしょう。
おしることぜんざいのカロリーと糖質を比較
続いて、おしることぜんざいのカロリーと糖質を比較していきます。
どちらも、100gあたりのカロリーと糖質を示しました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
おしるこ | 223kcal | 46.9g |
ぜんざい | 202kcal | 42.5g |
おしることぜんざいの違いは、汁気の有無です。
おしるこには汁気がありますが、ぜんざいには汁気がありません。
ぜんざいよりもおしるこのカロリー・糖質が高いのは、おしるこの汁気が多く、甘みを感じさせるためにより多くの砂糖が添加されているためです。
どちらもカロリー・糖質ともに高いことには変わりはありませんが、どちらかと言えばぜんざいの方がスリム向きだと言えますね。
おしるこのカロリーを消費するのに必要な運動量
おしるこを一杯(335kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 151分 |
ウォーキング | 168分 |
ジョギング | 67分 |
自転車 | 47分 |
水泳 | 44分 |
ショッピング | 188分 |
ウォーキング | 208分 |
ジョギング | 90分 |
自転車 | 57分 |
水泳 | 54分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
カロリー抑制中におしるこを食べても大丈夫?おしるこの3つのメリット

おしるこをカロリー抑制中に食べても良いかという質問に答えるならば、答えはNOです!
すでにお伝えしたとおり、ぜんざいはカロリー・糖質ともに非常に高い食品であり、食べることで太ってしまう可能性が高いです。
ただし、そんなおしるこにもシェイプアップへのメリットがあるのです。
おしるこを食べることで得られるシェイプアップへのメリットについて、いくつかご紹介していきます。
メリット①ポリフェノールの摂取で基礎代謝がアップする
おしるこを食べることで、あずきに含まれるポリフェノールを摂取により基礎代謝アップの期待できます。
ポリフェノールには、血管を強くして血液の流れを良くする働きがあります。
血液の流れが良くなることは、体温上昇につながり、基礎代謝をアップさせることができるのです。
基礎代謝が上がれば、日常生活や運動で消費するカロリーが増えて、痩せやすい体をつくることができますよ!
メリット②食物繊維の摂取でお腹の中が整えられる
おしるこを食べることで、あずきに含まれている食物繊維を摂取することができ、お腹の中の改善が期待できます。
お腹の中改善とシェイプアップにどのような関係があるのでしょうか。
お腹の中が改善されれば、腸内にたまっていた老廃物を体外へ排出させることができ、ぽっこりと出ていたお腹をスッキリとさせて、お腹をペタンコにすることができます。
さらに、老廃物が排出されることで、胃腸の働きが活発となり、血液循環が良くなって基礎代謝向上への期待が高まるのです。
そのため、お通じの悪さがちな人はとくに、得られるメリットが大きいかもしれませんね。
メリット③シェイプアップをサポートするサポニンが含まれる
おしるこを食べてあずきに含まれるサポニンを摂取することにより、中性脂肪の減少が期待できます。
サポニンは、大豆などの豆類に多く含まれていて、摂取すると苦味を感じる物質。
サポニンは、腸において吸収されたブドウ糖が脂肪酸と合体するのを防ぎ、余分な脂肪の蓄積を抑制します。
さらに、脂肪燃焼を促進する働きのあるアディポネクチンという物質の分泌を促進させる作用もあります。
そのため、サポニンは、肥満予防にメリットが大きい物質であると言われているのです。
どうしてもおしるこを食べたいなら3時のおやつに食べよう
おしるこは、午後の3時ごろに食べるようにしましょう。
なぜなら、午後の3時は食べたものが最も脂肪として蓄積されにくい時間帯。
脂肪蓄積を促すビーマルワンと呼ばれるタンパク質の分泌が最も少なくなるのです。
「3時はおやつの時間」とよく言われますが、3時におやつを食べるという食習慣は、非常に理にかなったもの。
3時は、子供にとってのおやつの時間と考えている方、実は大人もおやつを食べるならば、3時に食べるべきなのです。
カロリー抑制中におやつを食べる場合には、必ず午後の3時ごろに食べるようにしましょう。
おしるこを食べる代わりに夜ご飯の量を減らそう
おしるこを食べた日の夜ご飯は、食べる量を減らしてカロリー・糖質カットしましょう。
夜ご飯で調整さえすれば、おしるこを食べたことによって太る心配は少なくなります。
調整の仕方は、主食として食べるご飯や麺類の摂取量を控えましょう。
ご飯や麺類は、主菜として食べる肉・魚や副菜として食べる野菜に比べて、カロリーや糖質がかなり多く含まれます。
そのため、ご飯や麺類などの摂取量を控えることで大幅なカロリー・糖質カットができ、おしるこを食べたことで摂取した分のカロリー・糖質を効率よく抑えることができるのです。
また、夜ご飯に食べたものは脂肪として体に蓄積されやすいです。
なぜなら、夜は基礎代謝が下がる傾向にあり、消費カロリーが少なくなっているため。
さらに、先ほどお話しした、脂肪蓄積を促すビーマルワンと呼ばれるタンパク質は夜ご飯を食べた後の数時間後である22時〜2時の間が最も分泌量が多い時間帯。
そのため、カロリー抑制中の夜ご飯を減らすことは、スリムになりたい人にとってかなり合理的。
以上より、おしるこを食べた日には、夜ご飯の主食の量を減らして摂取するカロリー・糖質を調整するようにしましょう。
栄養バランスの良い食事を心がければおしるこを食べても太りにくくなる
三食の食事を栄養バランスの整ったものにすることを意識すれば、おしるこを食べても太りにくくなります。
栄養バランスの良い食事が一番。
これはよく言われることですが、どうして栄養バランスの整った食事が良いとされているのでしょうか。
食事をとることで摂取した栄養は、体内できちんと消化吸収・代謝されることで健康的な体を維持することができます。
正常に消化吸収・代謝されるためには、さまざまな種類の栄養素が必要不可欠。
そのため、同じ食品ばかり食べ続けたり、特定の栄養素の摂取を避け続けたりすれば、消化吸収・代謝が滞ってしまうことも。
シェイプアップにおいて言えば、食べたものをきちんと消化吸収・代謝して、エネルギー消費をしなければ体脂肪が増えていくばかり。
おしるこには糖質がかなり多く含まれているため、おしるこで摂取した糖質をエネルギーへ変換し、エネルギーとして消費するにはとくにビタミンやミネラルが多く必要とされます。
そのため、おしるこを食べる場合には、三食の食事はバランスの整ったものとし、とくにビタミンやミネラルを多く摂取するために野菜をたくさん食べるように心がけましょう。
おしるこシェイプアップの注意点
おしるこを食べる量は、1日1/2杯までにしましょう。
おしるこは、さまざまな食品の中でもかなり糖質が多い食品であるため、1日に何杯も食べて糖質を摂取しすぎてしまえば、確実に太ります。
おしるこ1/2杯のカロリーは、168kcal。
カロリー抑制中の間食は、1日200kcal以下を目安とするべきと言われているため、おしるこ1/2杯なら、200kcalを下回り、食べたことで太ってしまう心配は少ないです。
そのため、おしるこを場合は1日1/2杯までを目安として食べましょう。
おしるこのカロリーと糖質のまとめ
今回は、おしるこのカロリーと糖質について、またシェイプアップへのメリットや太らない方法注意点についてご紹介してきました。
おしるこは、カロリー・糖質ともにかなり高く、カロリー抑制中には食べない方が良い食品です。
しかし、お腹の中改善や基礎代謝アップ、脂肪燃焼促進などカロリー抑制中に良い影響をもたらす面もあるため、食べる時間帯や食べる量を工夫することで、太る心配なく食べることができます。
今回ご紹介した内容を参考に、カロリー抑制中にも甘いおしるこを食べて、ストレスフリーにシェイプアップをしてくださいね!
コメントを残す