低脂肪乳を飲んだことはありますか?
低脂肪乳は、普通牛乳よりも脂肪分が少なく、スリム向きであるとヘルシー志向の人にかなり好評!
味についてはさっぱりとした味で、飲みやすいという点でも定評があります。
しかも、普通牛乳よりもお手頃価格で購入できてお財布にも優しい食品なのです!
そんな低脂肪乳は、本当にスリム向きな飲み物なのでしょうか。
今回は、低脂肪乳のカロリーや糖質について、またシェイプアップへのメリットや太らない方法、注意点についてもご説明していきます。
カロリー抑制中に低脂肪乳を飲んで、効率の良いシェイプアップをしていきましょう!
目次
低脂肪乳のカロリーと糖質
さっそく、低脂肪乳のカロリーと糖質についてみていきましょう。
低脂肪乳コップ一杯(200g)あたりのカロリーと糖質を示しました。
コップ一杯(200g)あたり | カロリー | 糖質 |
低脂肪乳 | 92kcal | 11.0g |
コップ一杯飲んで、これだけのカロリーと糖質ならカロリー抑制中に飲んでも問題ないと言えるでしょう。
次の項目にて、普通牛乳や豆乳などとカロリー・糖質を比較してみましょう。
低脂肪乳と普通牛乳・豆乳のカロリーと糖質を比較
今回は低脂肪乳と、豆乳・フルーツ牛乳・コーヒー牛乳・生乳・普通牛乳・濃厚牛乳のカロリーと糖質を比較していきます。
すべて、100gあたりのカロリーと糖質を示しました。
100gあたり | カロリー | 糖質 |
豆乳 | 46kcal | 2.9g |
低脂肪乳 | 46kcal | 5.5g |
フルーツ牛乳 | 46kcal | 9.9g |
コーヒー牛乳 | 56kcal | 7.2g |
生乳 | 66kcal | 4.7g |
普通牛乳 | 67kcal | 4.8g |
濃厚牛乳 | 73kcal | 5.2g |
カロリーに関しては、低脂肪乳は豆乳、フルーツ牛乳と並んで最も低カロリーであることがわかりますね。
糖質に関しては、豆乳に次いで低糖質となっていることがわかります。
以上のことから、低脂肪乳は豆乳には劣りますが、そのほかの牛乳類に比べるとスリム向きな食品であると言えますね。
低脂肪乳のカロリーを消費するのに必要な運動量
低脂肪乳をコップ一杯(92kcal)飲んだ場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 41分 |
ウォーキング | 46分 |
ジョギング | 18分 |
自転車 | 13分 |
水泳 | 12分 |
ショッピング | 52分 |
ウォーキング | 57分 |
ジョギング | 25分 |
自転車 | 16分 |
水泳 | 15分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
低脂肪乳シェイプアップのメリット
メリット①タンパク質摂取で筋肉量の維持ができる
低脂肪乳を飲むことで、しっかりとタンパク質が摂取でき、筋肉量を維持することができます。
カロリー抑制中の食事では、食事制限によって食事全体の量が減り、タンパク質の摂取が不足になりがち。
タンパク質は筋肉をつくる材料の一つであり、タンパク質摂取が不足すると、筋肉量が減って基礎代謝が落ちてしまうかも。
低脂肪乳には、タンパク質が豊富に含まれているため、カロリー抑制中に低脂肪乳を飲むことで筋肉量の維持ができ、基礎代謝低下を防ぐことができます。
メリット②シェイプアップをサポートするカルシウムが摂取できる
低脂肪乳には、シェイプアップをサポートする働きのあるカルシウムが豊富に含まれています。
あまり知られていないと思いますが、カルシウムにはシェイプアップをサポートする働きがあるのです。
カルシウムを摂取することで、脂肪の分解が促進されたり、脂肪の合成が抑えられたりすると言われています。
しかも、カルシウムには心を落ち着かせる作用もあるため、カロリー抑制中の不安定な心を安定させ、前向きにシェイプアップに取り組むことができるようにサポートします。
メリット③満腹感が得られやすい
低脂肪乳は、消化に時間がかかるためお腹にたまりやすいです。
そのため、カロリーや糖質が低い割にしっかりと満腹感が得られます。
シェイプアップにおいては、カロリー・糖質摂取をいかに控えて満腹感を得るかが重要になります。
野菜やきのこ、こんにゃくなどシェイプアップにメリットとされるこれらの食品は、確かに低カロリーですが、腹持ちが悪く、お腹にもたまりにくいです。
そのため、空腹感を強く感じて間食をとってしまったり、ストレスが大きくなってシェイプアップが続かなくなってしまったりします。
低脂肪乳は野菜やきのこ、こんにゃくなどの食品に比べればカロリーが高いですが、しっかりと満腹感が得られるため、シェイプアップにうまく取り入れると効率よくスリムになることができますよ。
低脂肪乳を飲んでも太らない方法
太らない方法①食事前と朝起きてすぐに飲む
低脂肪乳は、食事前と朝起きてすぐに飲むのがおすすめ。
食事前に飲むことで、満腹感が得られて食事量を抑えることができます。
低脂肪乳を飲んでから、満腹感を感じるまでには20分程度の時間がかかります。
そのため、食事の20分ほど前に低脂肪乳を飲むのがより細くなるために有効でしょう。
朝起きてすぐに低脂肪乳を飲むことで、胃腸の働きが活発となり、体内の老廃物を排出させることができます。
老廃物が排出されることで、代謝アップが期待できるため、朝一番に低脂肪乳を飲むことは痩せやすい身体作りに役立つでしょう。
太らない方法②おやつがわりに飲む
おやつといえば、スナック菓子やチョコレート菓子が定番ですが、そのおやつの代わりに低脂肪乳を飲みましょう。
スナック菓子の代表格であるポテチを一袋食べれば約450kcalの摂取。板チョコを一枚食べれば約320kcalの摂取。
それに対して、低脂肪乳一杯では92kcalの摂取。
カロリー抑制中のおやつとして、ポテチや板チョコを食べるよりも低脂肪乳を飲んだ方が良いということは、言うまでもありませんね。
ポテチ一袋や、板チョコ一枚のお菓子を低脂肪乳一杯に置きかえることで、摂取カロリーをおよそ1/3〜1/4に抑えることができるのです。

いくら低脂肪乳といえども、牛乳はやはりそれなりにカロリーが高い飲み物です。よく育ちざかりの子供に飲ませるとよい、というのは、カルシウム云々もあるけれど、それだけ簡単にカロリーを摂取できるからではないでしょうか。育ちすぎている私がチョイスすべき飲み物ではなさそうです。
(20代・女性)
太らない方法③きなこやココアパウダー、抹茶パウダーをプラスする
低脂肪乳に、きなこやココアパウダー、抹茶パウダーをプラスして飲むことで、より美味しく、しかもシェイプアップに対するメリットも大きくして飲むことができます。
この飲み方は、低脂肪乳を飲むのが苦手な人や、長く飲み続けて飽きてしまった人にとくにおすすめ。
きなこやココアパウダー、抹茶パウダーなどの風味をプラスして飲むことで、また違った味わいとなり、おいしく飲むことができますよ。
また、きなこには整腸作用があり、ココアパウダーや抹茶パウダーには代謝促進作用があるため、痩せやすい身体づくりにもメリットがある飲み方です。
カロリー抑制中に低脂肪乳を飲む際には、ぜひこのような飲み方も試してみてくださいね。
太らない方法④砂糖を入れるのはNG
カロリー抑制中に低脂肪乳を飲む際には、砂糖は入れずに飲みましょう。
甘い味付けにして飲んだ方が飲みやすいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、砂糖を入れると一気に糖質量が上がってしまいます。
糖質を多く摂取することで、血糖値が急上昇し、体に糖分を取り込む働きのあるインスリンが多く分泌され、脂肪蓄積がされやすくなってしまうのです。
そのため、カロリー抑制中の糖質摂取はできる限り控えるべきですから、糖質の多い砂糖を入れて飲むことはおすすめしません。

自分がシェイプアップしていても、家族のため子供のための食事作りは欠かせません。わざわざ自分だけのスリムメニューを分けて作るのは面倒なので、子供向けのシチューやグラタンといったレシピを作るときは低脂肪乳を利用します。料理の味は普通の牛乳と変わらず子供も喜んでいます。
(30代・女性)
太らない方法⑤飲みすぎない
低脂肪乳のシェイプアップにメリットな要素をいくつかご紹介してきました。
しかし、いくらシェイプアップにメリットがあると言っても、飲み過ぎてしまってはカロリー・糖質を多く摂取することになり、太ってしまう可能性があります。
そのため、一日に何杯も飲むのではなく、一日一杯、多くともニ杯を目安に飲むようにしましょう。
そして、お腹が弱い人は、低脂肪乳を無理に飲まないようにしましょう。
乳糖不耐症と言って、体質的に乳類が合わず、低脂肪乳を飲むことでお腹を下してしまう人もいます。
そのような人は、低脂肪乳を無理に飲む必要はありません。
乳糖不耐症の人が低脂肪乳を飲む際には、温めてホットで飲むとお腹を下しにくいため、一度試してみる価値はあるでしょう。
低脂肪乳のカロリーと糖質のまとめ
今回は、低脂肪乳のカロリーと糖質、またシェイプアップへのメリットや太らない方法、注意点についてご紹介してきました。
低脂肪乳は、豆乳には少々劣りますが、普通牛乳に比べるとかなりスリム向きな食品であることがわかりましたね。
さらに、筋肉量を維持するタンパク質やシェイプアップをサポートするカルシウムなどの栄養素が多く摂取できるため、カロリー抑制中に飲むと、得られるメリットは大きいです。
今回ご紹介した、太らない方法や注意点も参考に、カロリー抑制中に低脂肪乳を飲んで効率良くシェイプアップをしましょう!
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