高級な和食店で天ぷらを頂くとお値段も高めですが、お手頃価格で天ぷら・天丼を食べられるお店と言えば、「天丼てんや」です。
牛丼やうどんも良いけど、「たまには天ぷらが食べたいなぁ」という時に「てんや」はありがたい存在ですよね。
ランチや夕食にサクッと美味しい天ぷらを食べるひとときは、とても幸せな気持ちにしてくれます。
でも、天ぷらは油で揚げてあるし、天丼にはご飯がいっぱい入っているので、「カロリー抑制中は食べられない…」と避けている方は多いはず。
そこでスリミーでは、カロリー抑制中でも食べたい天丼てんやの定番メニューのカロリー、糖質量、OKメニュー、NGメニューをご紹介します。
目次
天丼てんやのカロリーと糖質

天丼てんやの看板メニューと言えば、天ぷらをご飯の上に乗せて、タレをかけた「天丼」です。
天丼てんやは公式ホームページでカロリーは表示していますが、糖質は公表していません。
お茶碗1杯で約55gの糖質量があるため、丼ぶりの場合は、約80g以上あると考えられます。
では、てんやの定番メニューのカロリーと糖質量をみていきましょう。
天丼てんやのメニュー | カロリー |
天丼(並盛) | 730kcal |
元祖オールスター天丼 | 827kcal |
上天丼 | 713kcal |
海幸天丼 | 794kcal |
野菜天丼 | 817kcal |
えび野菜天丼 | 828kcal |
大海老穴子天丼 | 910kcal |
小天丼 | 550kcal |
天丼定食 | 659kcal |
天丼そばセット(冷) | 1095kcal |
天ぷらは油を用いる揚げ物ですから、全体的に高カロリーとなっています。
成人1食の摂取カロリー目安量は600〜700kcalとなるため、てんやのメニューはどれを選んでもオーバーしてしまうことがわかります。
カロリー抑制中の食事にするなら、小天丼550kcalはご飯が小盛のミニサイズなのでOKですが、これだけではお腹がいっぱいにならないため、間食や次の食事で食べすぎてしまうかもしれません。
他のメニューは1食でカロリーオーバーしてしまうため、カロリー抑制中にてんやのメニューを選ぶのは難しいと言えます。
カロリー抑制中のてんやの裏技

季節の野菜とえび天丼
てんやのカロリー表をみると、カロリー抑制中には食べられないと諦めてしまいそうになりますが、実は裏技があります。
天丼てんやには、プラス190円で丼から定食に変更できるサービスがあるのです。
例えば、天丼や上天丼は定食に変更することでごはんの量を大幅に減らすことができるのでカロリーは700kcal以下になります。
ただし、糖質量は55gを超えるため糖質を控えるシェイプアップをされている方は、他の食事でも糖質量の調整が必要です。
丼ぶりを定食にするだけでカロリーを抑えることができますが、そばやうどんのセットにするとカロリーオーバーするためNGです。
太るメニューランキングベスト3

全体的に高カロリーのメニューが多いてんやですが、カロリー抑制中に食べると太りやすいメニューはどれでしょうか?
ここでは、カロリー抑制中には避けたい太るメニューをご紹介します。
1位 | 海老といかのかき揚げ天丼 | 1053kcal |
2位 | 海老穴子天丼 | 867kcal |
3位 | えび野菜天丼 | 828kcal |
てんやの高カロリーメニューは、海老が入った天ぷらメニューが中心です。
特に上記メニューは、油で揚げた天ぷらがボリュームたっぷりに入っている上に、炭水化物であるご飯が多いのでモンスター級のカロリーとなっています。
天丼のご飯の量は並盛りでおおよそ200gあるので、糖質量は90〜100gにもなります。
これらのメニューは、カロリーも糖質量も2食分ほどあるため、カロリー抑制中にどうしても食べたくなっても避けた方が良いです。
単品サイドメニューのカロリー
では、カロリー抑制中にてんやに行ったら何を食べればOKなのか、オススメメニューをチェックしましょう。
天丼てんやのサイドメニューには、天ぷらの単品や盛合わせを選ぶことができます。
野菜天盛り合わせや海老天ぷら、まいたけ天ぷらはカロリー抑制中にオススメのメニューです。
糖質量が高いれんこん、さつまいも、かぼちゃは選択肢から外しましょう。
天ぷら以外では、ほうれん草のおひたし、たこの海藻サラダ、冷奴などのメニューもスリム向きです。
てんやサイドメニュー | カロリー |
天ぷら盛り合わせ | 384kcal |
野菜天盛り合わせ | 528kcal |
活〆穴子てんぷら | 113kcal |
海老天ぷら | 71kcal |
いか天ぷら | 71kcal |
まいたけ天ぷら | 96kcal |
さつまいも天ぷら | 90kcal |
かぼちゃ天ぷら | 66kcal |
冷奴 | 105kcal |
ほうれん草のおひたし | 19kcal |
4種のきのこ汁 | 47kcal |
てんやのメニューは、天丼や定食はご飯が多めなので基本的にNGです。
単品メニューから天ぷらをいくつか選んで、おひたしやサラダを追加すれば、栄養バランスが良くなりスリム向きの低カロリー・低糖質の食事ができます。
天丼と他の丼ぶりのカロリーと糖質を比較
天丼は油で揚げているため高カロリーとなっていますが、他の丼ぶりと比べるとどうでしょうか?
100gあたり | カロリー | 糖質量 |
天丼 | 169kcal | 26.8g |
牛丼 | 185kcal | 26.5g |
カツ丼 | 200kcal | 26.5g |
親子丼 | 146kcal | 23.7g |
天丼のカロリーは、お店や作り方、具材などによって異なりますが、1人前あたりの平均は約642kcal、100gあたりは約169kcalです。
天丼のカロリーは牛丼やカツ丼よりも若干低めですが、丼ぶりはご飯がある限り、全体的に高カロリー・高糖質となっています。
天ぷらによるメリット

えびの天ぷらは血液中のコレステロール値を下げる
天丼の海老天に豊富に含まれる「タウリン」は、血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあります。
栄養ドリンクにもよく配合されているタウリンは、体内の中性脂肪も減らすため細くなるために有効な成分です。
ナスの天ぷらは代謝がアップする
ナスの天ぷらに豊富に含まれている「ナスニン」抗酸化作用があり体内のサビを除去して活性酸素を除去するので、代謝がアップします。
年齢と共に体内に活性酸素が増えて、体の働きが鈍くなり太りやすくなりますが、ナスニンを摂取することで体の働きが良くなり、基礎代謝が上がるため、痩せやすい体質に導いてくれるのです。
かぼちゃの天ぷらはお通じの悪さを解消する
かぼちゃの天ぷらに豊富に含まれる食物繊維は、カロリー抑制中のお通じの悪さ解消に役立ちます。
食物繊維には整腸作用があるため、お腹の中を整えてくれる働きがあるのです。
食物繊維により、体に蓄積された老廃物や不純物を体外へ排出することができるため、お腹をスッキリしてくれます。
まいたけの天ぷらは肥満を予防する
まいたけの天ぷらに豊富に含まれるMXフラクションは、コレステロール値を下げる働きがあるため、肥満予防に役立ちます。
MXフラクションはまいたけにしかまれていない成分ですから、とても貴重な成分なのです。
海老天に含まれるタウリンにもコレステロール値を下げてくれる働きがあるため相互作用が期待できます。
太らないためにはご飯は抜いて天ぷらを単品で頼む
てんやのサイドメニューには、ごはん、小そば、小うどんなどの主食の他にも天ぷら単品、サラダなど様々なメニューがあります。
なるべく低カロリー・低糖質の食事をするためには、小さいご飯と単品の天ぷらを選んで組み合わせると良いです。
高くついてしまいますが、合計のカロリーを500kcal前後に抑えることができます。
- ごはん 374kcal
- 海老天 71kcal
- いか天 71kcal
- いんげん天 29kcal
- ほうれん草のおひたし 19kcal
合計カロリー:564kcal
高カロリーなタレの量を減らそう
てんやはあの甘いタレが美味しくてハマってしまいますよね。
お店でてんやのタレは「てんやの天丼のたれ」280円(168kcal)で販売されています。
しかし、カロリー抑制中の天丼は、てんやに限らずにタレのカロリーが高いため付け過ぎには注意が必要です。
せっかく天ぷらを単品で頼んで糖質量を抑えても、天丼のタレをかけすぎると思わず糖質オーバーになってしまいます。
カロリー抑制中はできるだけ、天丼のタレの量を減らすようにこころがけてください。
てんやの口コミ
近所にてんやが出来ました。カロリー抑制中とはいえ興味があったので行ってみることに。天丼だけではなく、野菜の天ぷら盛合わせや一品ものもあって、シェイプアップにも使えそうなお店です。なかでも、しじみ汁が美味しかったです。外食は上手に使えば、不足しがちな栄養を摂取できてシェイプアップの味方だと思っています。
(30代・女性)
てんやには、「天丼+生ビール」という素敵すぎるメニューがあります。仕事終わりの一杯はたまりませんね。シェイプアップしていたことなんて完全に忘れて、グビグビ飲んだあと、丼をかきこんでしまいます。しかも仕事が終わるのが結構遅い時間なので、シェイプアップどころか健康にも悪そうです。
(20代・女性)
てんやのカロリーと糖質のまとめ
今回は、てんやのカロリーと糖質量、OKメニュー、NGメニューをご紹介しました。
カロリー抑制中のてんやの注意点としては、ご飯によって糖質量がかなり高くなるため、丼ぶりや定食は控えるようにしてください。
天ぷらは単品で頼めば、糖質量を抑えられてカロリー抑制中でも美味しい天ぷらを楽しむことができます。
てんやは野菜が豊富なサイドメニューが充実しているので、積極的に活用しましょう。
天ぷらの種類によっては高カロリーになってしまうため、肉類の天ぷらやかき揚げなどは避けて、カロリー抑制中に役立つナスやまいたけがオススメです。
今回ご紹介したOKメニューと太らない食べ方を参考にして頂いて、カロリー抑制中でもてんやで美味しい食事を楽しみましょう。
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