ティラミスはココアパウダーと、コーヒー、マスカルポーネチーズが重なり合った、ちょっとほろ苦い大人のスィーツ。
たま~に無性に食べたくなりますよね。
生クリームとマスカルポーネチーズを使っているため、甘さも十分にあり、シェイプアップには絶対に食べたらNGなんじゃないかしら・・・と思う方も多いでしょう。
でも、本当にティラミスはカロリー抑制中に絶対に食べたらいけないんでしょうか?
今回は、ティラミスのカロリーと糖質、そしてティラミスのシェイプアップにおけるメリット・デメリットを紹介していきます。

目次
ティラミスのカロリーと糖質
ティラミスは今では定番のスィーツですよね。
スポンジケーキにコーヒーとリキュールをしみ込ませ、マスカルポーネチーズで作られたイタリア発祥のスィーツです。
バブル期に、雑誌「Hanako」がとりあげたことで、一躍、有名になったスィーツです。
そのティラミス。
一般的なもののカロリーと糖質は以下のようになります。
カロリー | 約208kcal |
糖質量 | 約15.1g |
1個90gがどれくらいかというと、ジャガイモMサイズ1個分程度の重さになります。
ただし、ティラミスは柔らかいスィーツなので、形や重さも様々。
ファミレスやコンビニで販売されているもの、ケーキ屋さんで販売されているものなど、それぞれ大きさも重さも異なり、そのためカロリーや糖質も異なってきます。
あくまで一般的な数値なので、お店で選ぶ時の参考になさってください。
コンビニ3社ティラミスのカロリーと糖質を比較
メーカー商品名カロリー糖質セブンイレブンとろける濃厚ティラミス280kcal24gファミリーマートとろける口どけティラミス256kcal25gローソンとろけるティラミス288kcal29g
コンビニ大手3社のティラミスのカロリーと糖質を比較してみました。
メーカー | 商品名 | カロリー | 糖質 |
セブンイレブン | とろける濃厚ティラミス | 280kcal | 24g |
ファミリーマート | とろける口どけティラミス | 256kcal | 25g |
ローソン | とろけるティラミス | 288kcal | 29g |
3社とも280kcal前後、糖質も24~29gと大差はありません。
カロリー280kcalというと、ご飯一膳よりも少し多い量のカロリーと同等になります。
ご飯一膳160gとした場合、カロリーは約270kcal。
それよりも少し多くなるので、ティラミスを食べる時には「ごはん1杯分・・・」ということを頭に浮かべておくといいかもしれませんね。
他のケーキ類のカロリーと糖質
ケーキ名 | カロリー | 糖質 |
苺ショートケーキ | 332kcal | 24.7g |
チョコレートケーキ | 500kcal | 39.1g |
スフレチーズケーキ | 371kcal | 26.3g |
ベイクドチーズケーキ | 429kcal | 24.4g |
モンブラン | 257kcal | 29.6g |
ガトーショコラ | 353kcal | 34.8g |
カロリーは意外と、他のケーキ類のほうが高く、糖質に関しても、他のケーキ類よりは実は少し低いのです。
これはスポンジをほとんど使用していないからです。
スポンジを使ったケーキは小麦粉とお砂糖をたくさん使うので、どうしても高めになりますが、ティラミスの場合には、ほとんどの部分がマスカルポーネチーズと生クリームなので、その分、カロリー、糖質が低めであることがわかりますよね。
ティラミスのカロリーを消費するのに必要な運動量
ティラミス1つ(約208kcal)を食べた場合、どれくらい運動をすれば消費できるのでしょうか。
一般的なティラミス1つ分208kcalで計算してみます。
ショッピング | 86分 |
ウォーキング | 42分 |
ジョギング | 31分 |
自転車 | 52分 |
水泳 | 18分 |
ショッピング | 124分 |
ウォーキング | 60分 |
ジョギング | 45分 |
自転車 | 81分 |
水泳 | 25分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります。
ティラミスシェイプアップのメリット
ティラミスをカロリー抑制中に食べても大丈夫?と聞かれたら、答えはNO!です。

やはり、カロリーはケーキ類の中では低め、糖質も低めとはいえども、やはりカロリーが高く糖質も高いことには間違いはないからです。
でも、そんなティラミスにもシェイプアップにおいてメリットがあるんですよ!
メリット①ティラミスで使うコーヒーが燃焼サポート
ティラミスは、コーヒーを使うことでほろ苦く大人な味を醸し出していますが、そのコーヒーには脂肪燃焼をサポートするメリットがあります。
ティラミスは糖質が高いので体内で糖質をエネルギーとして使い切り、それから脂肪燃焼をし始めます。
ところが、日常の動作程度では脂肪の燃焼までエネルギーを使い果たせない他め、どうしてもお肉がたぷん・・・とついてしまうことに。
コーヒーは体内の脂肪分解を高める力をサポートする働きがあります。
ティラミスのコーヒーが脂肪を分解するために必要な酵素、リパーゼの分泌量を高め脂肪燃焼をサポートします。
メリット②マスカルポーネチーズも脂質燃焼をサポート!
マスカルポーネチーズはビタミンB2が豊富な食品です。
ティラミスの大半を占めるマスカルポーネチーズに含まれるビタミンB2は脂質代謝に深く関係していて、脂肪燃焼させる酵素であるリパーゼの働きをサポート。
これはコーヒーにも含まれるので、ティラミスはダブルで脂質燃焼をサポートするんですね。
ビタミンB2は脂質以外にも糖質の代謝をサポートするので意識して摂るとシェイプアップに大きくメリットがあります。
メリット③マスカルポーネチーズは腹持ちが良い
ティラミスを1つ食べると、かなり満足感と満腹感を得られませんか?それもそのはずで、マスカルポーネチーズの約8割部分は乳脂肪です。
そのため高脂質で腹持ちがとても良いんですよね。
だから、ティラミス1つ食べただけで、無駄食いを予防することができます。
シェイプアップ食として低カロリー食品や低カロリーのおやつを選ぶ方も多いと思いますが、低カロリー食品は腹持ちが悪い上に満腹感も満足感も得られにくいため逆に常にお腹が空いた状態が続くことになり、それに耐えかねてドカ食いをしてしまい、さらに太る・・・ということもよくあることです。
ティラミスを毎日食べるわけにはいきませんが、高脂質で腹持ちが良いものをシェイプアップに取り入れることで、ドカ食いを予防することもできます。
何より、たまに食べるスィーツはとっても美味しいですよね!

ティラミスを食べても太らない方法
太らない方法①毎日食べない、食べる時は1個だけ。
ティラミスはカップスィーツだったり、ケーキ型をしていたり、と形状は様々ですが、一度に2つ食べる方は少ないかもしれませんが、食べる時は1つだけにしましょう。
カロリーも糖質も他のケーキ類よりも低いものの、やはり高カロリー・高糖質であることには違いありません。
食べるなら、週に1度以上は間隔をあけましょう。
太らない方法②食べる時はお茶や無糖の紅茶、ブラックコーヒーで
ティラミスにはシェイプアップをサポートする作用がありますが、お茶や無糖の紅茶、ブラックコーヒーと一緒に食べると代謝を活性化させて脂肪の吸収を抑制してくれる働きをします。
お茶には脂肪の吸収を低下させる働きあがるとされるカテキンも含まれますし、甘い味を緩和させてくれて、ティラミスがさらに美味しく感じますよね。
太らない方法③ゆっくりと食べる
たまに食べるスィーツはゆっくりと味わいたいもの。
一気に食べてしまうと、血糖値も一機に上昇し、インスリンの分泌を促進して、脂肪が溜まりやすくなってしまいます。
お茶を飲みながらゆっくり食べることで、血糖値の上昇もゆっくりにすることができますし、満腹感も得られ、その後に食べるものを少なくできます。
食べすぎ予防にも良いですよ。
太らない方法④夕飯以降は食べないこと
カロリー抑制中は脂肪の燃焼率が高い日中の間にスィーツ系は食べるのが○。
特に1日の中では体温の上昇がピークで脂肪の燃焼が盛んな午後3時くらいに食べると、太りにくいのでオススメ。
夕飯以降に食べてしまうと、あとは寝るだけで、そのまま脂肪につながってしまいます。
3時頃に食べれば、その後も活動することが多いので、脂肪の吸収を抑制して代謝もアップします。
ティラミスの口コミ
ティラミスが食べたくて、クックパッドを調べたら「豆腐ティラミス」なるレシピを発見したので、早速作ってみました。これは美味しいです。全然豆腐の香りなどせず、まるでスウィーツです。もっと早くこのレシピに出会いたかったくらい。今度は豆腐クリームでフルーツサンドを作ってみようと思います。
(30代・女性)

ティラミスのカロリーと糖質のまとめ
ティラミスは、手作りも簡単にできるので、カロリー抑制中は手作りで糖質、カロリーをコントロールするのもオススメです。
カロリー抑制中でもたまにはスィーツは食べたいものですよね。
ティラミスは高カロリー、高糖質なので、カロリー抑制中はできれば避けたいものですが、どうしても食べたい場合には、量を調整したり、一緒に摂る飲み物などや、夕飯以降は食べないなどの工夫でシェイプアップを邪魔しないスィーツにもなります。
ティラミスはイタリア語で「私を元気にして!」「私を励まして!」という意味があるのだそうです。
ティラミスを上手に工夫して食べることで、あなたのシェイプアップを励ましてくれるスィーツになるかもしれませんね。
ティラミスをたまに食べてたら、太って出荷手前になったブタ管理人です。
ティラミスが脂肪を燃焼してくれるっていう都市伝説をひも解いてくよ!