カロリー抑制中に良く作る料理といえば「野菜スープ」ではないでしょうか?
温かく煮込んだ「野菜をスープ」と一緒に食べれば、体が芯からポカポカ温まり、代謝が上がるのを実感できます。
「野菜スープ」は、カロリーや糖質が低く、シェイプアップだけでなく健康維持にも役立つと言われているメニューです。
最近は、「野菜スープシェイプアップ」というやり方もある程、スリム向きだと言われていています。
カロリー抑制中は、野菜スープをコトコト煮込んでよく食べている方も多いと思うので、今回はカロリーと糖質量、太らない食べ方をご紹介したいと思います。
目次
野菜スープのカロリーと糖質
野菜スープと一口に言っても、材料や作り方によって、カロリーと糖質量は変わってきますが、基本的には具材は野菜を中心に使うため、低カロリー、低糖質となっています。
味付けも少量のコンソメと塩コショウだけですので、高カロリー、高糖質になる心配はありません。
ここでは、一般的な作り方の野菜スープのカロリーと糖質量をみていきましょう。
一人前あたり | カロリー | 糖質量 |
野菜スープ | 100〜200kcal | 8〜15g |
野菜スープは、たまねぎや白菜、キャベツ、ニンジンと固形のコンソメを8g入れると1人前100kcalとなっています。
一般的な作り方の野菜スープの場合、1杯あたり100kcalと考えて問題ありません。
さらに、少量のベーコンや肉類を入れても200kcalを超えることはありませんので、カロリーと糖質をオーバーすることはないでしょう。
レストランに出てくる鶏肉や豚肉といった肉類が多めに入った野菜スープの場合は、200kcal〜300kcalとなり、カロリーも糖質量も高めです。
カロリー抑制中に野菜スープを摂るなら、自宅で自炊した方が、カロリーも糖質量も抑えることができるのでオススメ。
材料は キャベツ、玉ねぎ、パプリカ、セロリ、ホールトマトといった野菜をメインに投入して、じゃがいや人参は糖質量が高めなので少なめにしてください。
野菜スープはスリム向き
野菜スープは、低カロリーなだけでなく糖質量も抑えられるため、非常にシェイプアップに適した料理と言えますね。
具材を厳選すれば、1杯あたり10g以下で抑えられることがほとんどですから、カロリー抑制中は積極的にメニューに取り入れていきましょう。
糖質を控えたカロリー抑制生活をしている方は、ベーコン、豚肉、鶏肉などの肉類を入れれば糖質量は抑えられるため、食べごたえのある1品に仕上がりますよ。
糖質を控えていると、なかなか食事の量が減るために、食事からビタミンやミネラルといった栄養素をなかなか十分に摂取できませんが、野菜スープを食べれば、栄養バランスが良くなるのでオススメ。
糖質を控えている方は、糖質量が多めの野菜を控えるようにして、カロリーを控えている方はお肉を控えめにすれば、強力なシェイプアップ食となるでしょう。
シェイプアップにオススメな野菜スープの作り方
ここでは、スリム向きと言われている野菜スープの作り方をご紹介します。
料理する時間がない方や、料理が苦手な方でも、材料を切って煮込むだけの簡単料理なので、ぜひ一度作ってみてください。
トマトの酸味が美味しい「トマト風味の野菜スープ」です。
「トマト風味の野菜スープ」の材料
(3食分)
・たまねぎ 3個
・キャベツ 半個
・ピーマン 2個
・人参 1本
・トマト缶 1缶
・コンソメ 1個
・水 2L
・塩こしょう 少々
作り方
①野菜を1口サイズに切る
②お湯を沸かして野菜とコンソメキューブを1個入れて、弱火でじっくり煮込む
③トマト缶をいれてさらに煮る
④野菜が柔らかくなってきたら塩・こしょうで味を整えれば出来あがり
トマト風味の野菜スープは、デトックス作用のある野菜ばかりを厳選したサポートになるスープです。
多めに作り置きして、後から食材をプラスしたり飽きないように色々アレンジしてみてくださいね。
野菜スープとミネストローネのカロリーと糖質を比較
野菜スープは、サポートになるメニューだとわかりましたが、もう一つ野菜がたっぷり入った「ミネストローネ」はどうでしょうか?
ミネストローネは、イタリアに伝わる野菜スープの一つで、複数の野菜を圧力鍋で煮込んで、トマト仕立てにしたスープのことです。
最近は、ファミリーレストランやコンビニのメニューでもよく見かけますよね。
では、野菜スープとミネストローネのカロリーと糖質量を比較してみましょう。
カロリー | 糖質量 | |
野菜スープ | 100〜200kcal | 8〜15g |
ミネストローネ | 150〜250kcal | 20〜25g |
野菜スープと同様に具材は野菜を中心にしているため、カロリーも糖質量も低めの数値となっています。
ミネストローネも野菜スープのように食材を変えてアレンジも可能なので、作り方によって若干の数値に差がありますが、基本的には低カロリー、低糖質のスープですね。
ミネストローネは、残ったら玄米を加えればスリム向きのリゾットなどにアレンジできるので、野菜スープにあきたら作ってみてはいかがでしょうか?
野菜スープのカロリーを消費するのに必要な運動量
野菜スープを一人前(100kcal)食べた場合、どのくらい運動すればカロリーを消費できるのでしょうか。
ショッピング | 45分 |
ウォーキング | 50分 |
ジョギング | 20分 |
自転車 | 14分 |
水泳 | 13分 |
ショッピング | 55分 |
ウォーキング | 62分 |
ジョギング | 27分 |
自転車 | 17分 |
水泳 | 16分 |
※一般平均の体型の場合の消費量なので個人差があります
低カロリーな上に豊富な栄養素を摂取できる
野菜スープは、コンソメキューブ1個と塩コショウのシンプルな味付けにすれば、1食分のカロリーは100kcal以下と大変低カロリーの料理です。
野菜をまるごと煮込むことによって、スープと一緒にビタミンやミネラルの栄養素をしっかり摂取することができるのもメリット。
低カロリーなのにカロリー抑制中に必要な栄養素を十分に補給できるので、スリム向きだと言われているのですね。
また、野菜スープは、ヘルシーなスープをいっぱい飲むことで、満腹感を与えてカロリー抑制中の空腹感を満たしてくれます。
野菜スープを食べれば、お腹が温まり「たくさん食べた」という気持ちにさせてくれるので、カロリー抑制中には最適なのです。
そして野菜を先に食べる「ベジタブルファースト」を実践すると、血糖値の急上昇を抑えてインスリンの分泌量を抑えて肥満を予防してくれます。
食事の最初に野菜スープを食べると、太りにくくなるだけでなく、満足感を得やすくなり食事を食べ過ぎるのを抑えてくれます。
代謝を上げてお通じの悪さ解消に役立つ
温かい野菜スープを飲むことで、代謝が高まり、太りにくい体質づくりをサポートしてくれます。
野菜スープを食べて体温が1℃上がると、基礎代謝は13~15%も上がるので痩せやすくなるのです。
カロリー抑制中でなくても、食事の最初に温かいスープを飲むことで、体温が上がり、基礎代謝をアップすることができるので、意識すると良いでしょう。
また、野菜スープシェイプアップは、野菜からカロリー抑制中に不足しがちな食物繊維を十分な量に摂る事ができてお通じの悪さ解消に役立ちます。
カロリー抑制中は食事の量が減り、食物繊維が不足してお通じの悪さになりやすいので、腸の動きが悪くなり、代謝が落ちて太りやすい体質になってしまいます。
野菜スープを取り入れて、お通じの悪さ解消して健康的にシェイプアップを継続していきましょう。
野菜スープは置き換えカロリー抑制中に最適
野菜スープは、今流行中の1食置き換えカロリー抑制中に最適です。
朝・昼・夕のうち1食を野菜スープのみにするだけで、栄養補給とデトックス作用になり、痩せやすい体質になるのです。
野菜スープを置き換えしたら、パンやご飯はなしにして、スープカップ2杯程度食べても大丈夫。
野菜スープを2杯食べるときお腹がいっぱいになり、満足感も高い食事になりますよ。
間食の置き換えにもピッタリ!カロリー抑制中は甘いものや高カロリーのお菓子やチョコレート、アイスクリームを食べ過ぎるのはもちろんNG。
どうしてもお腹が空いてしまったら、野菜スープに置き換えましょう。
野菜スープは1食あたり100kcalしかないため、栄養素を摂取できるので体に良い間食をすることができます。
野菜スープの口コミ
野菜スープシェイプアップで、念願の50キロ台になりました。やっとMサイズの洋服を選べます。私は家で仕事をしているので、朝、昼、晩ごはんすべて手作りの野菜スープにすることができました。野菜スープの種類にはこだわらず、少しカロリー高めのパンプキンスープなどもレパートリーに加えて、なるべく飽きのこないように工夫しました。
(30代・女性)
短期間で結果を出せるという、脂肪燃焼野菜スープシェイプアップに見事挫折です。たった一週間食事を野菜スープに置き換えるだけなのですが、このたった一週間を我慢することができませんでした。途中でふらふらしてくるし、頭の中では食べ物のことばかり浮かんでくるし、いいことありませんでした。
(20代・女性)
高カロリー!?野菜スープのカロリーと糖質のまとめ
今回は、カロリー抑制中にオススメの野菜スープのカロリーと糖質量、太らない食べ方をご紹介しました。
野菜スープは、キャベツやレタス、白菜、大根といった糖質量が低めの野菜を選んで作れば、最高のシェイプアップ食となります。
肉類を増やすことで、糖質量を抑えながら満足感も得やすくなりますので、色々アレンジしてシェイプアップに役立ててみてくださいね。
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